2000.4.18〜4.20@ 東京ファッションタウン(有明)


4月中旬のArk通信でもお知らせしましたが、LinuxConferenceのレポートを、一太郎Ark広報担当のSがお届けします。
みなさんに会場の様子が少しでも伝わればと思います。


登場人物プロフィール:
   一太郎Ark広報担当。今回のカンファレンスのレポーター。
   Java/Linux プロダクツ担当。今回セッションで一太郎Arkを語る。


 昨年に比べ来場者数が少なくなりましたが、その分落ち着いて情報収集ができ、カタログに目を通したりデモマシンを思う存分さわったり、Linux関連の技術書を手に取って選ぶことができます。
 各社ブースやあちこちではLinuxの動向について意見交換したり技術論を戦わせる姿が見られました。まさに「コミュニティ」のためのイベントだと感じられます。
 来場者の多くは「Linux愛好している技術者」ですが、「大学でLinuxの講義があるので」という学生も来ています。Linuxのすそ野は確実に広がっていくようです。


ジャストシステムのブース  ジャストシステムブースの両どなりは、ターボリナックスジャパン、日本SGIのディストリビューションブースでした。
 またデスクトップのアプリケーションはほとんど出展されなかったので会場内ではもっとも関心が集まったところでした。
 ブース内ではノートPC2台とデスクトップ1台、最新のTurboLinux Workstation日本語版6.0でArkとATOKをデモしました。
 立ち寄られたほぼ半分の方が両製品ともご存じで、
 「Ark使ってるよ」
 「やっぱり日本語入力はATOKだよね」
 「Word2000はマルチリンガルを自慢しているけど、Arkはそれに加えてマルチOS、素晴らしい」
 とお誉めの言葉をいただきました。

 その反面
 「Arkの次のデスクトップ製品を出して欲しい」
 「ArkのXML機能はまだ不十分」
 「Linux版ATOKはWindows版ATOK13と比べ機能が低い」
 など指摘をいただいたり、

 「LinuxやJavaをもっと盛り上げるため、もっとしっかりやれ!」
 との厳しいご注文もありました。

 ここでいただいたご意見は真摯に受け止めて、今後の製品開発に反映していきたいと思います。


 初日の午後「2000年の製品戦略」と題して、Java/Linux プロダクツ担当のKから1時間ほどかけて説明しました。前回のArk通信のご案内を見て受講された方を含め皆様大変熱心聞いてくださいました。

セッションの風景  まず始めに予想以上の販売数になっていること、インストールするだけでなく実際にご利用いただけていることに対するお礼を申し上げました。

 そしてJDK1.2.2が出荷されLinux上でのJava環境が整ったこと、各ディストリビューションは今後もJava環境を積極的にサポートしていくとの力強い表明が続いている など最近の動向について説明しました。

 次にArkの概要や新しいプラグインであるソース表示のデモを交えた解説を行いました。
 プラグインはArkサイトより無料でダウンロードできます。
 次々と新しいものがアップされるので好評なのですが、このソース表示プラグインはXHTML・HTML4.0・HTML3.2をボタンひとつで切り替えられる便利なもの。身を乗り出してデモを見ている受講者もいました。
 Arkについては、Linux+Java+XMLが今後のソフトウェア開発のひとつの方向性だということでまとめました。

 引き続きLinux版ATOKの説明。現在、LinuxにはATOK12 SE for LinuxをTurboLinuxなどにバンドルする形で提供しています。
(ぜひ単体で発売してほしい!という要望も多く寄せられています。)
 セッションでは、Linuxにおける日本語処理の課題もあわせて解説しました。
ATOKにしてみると基本的な機能となっている「AI変換」や「自動入力補正」「校正支援」についても説明をしました。

 私たち社員としては当然ご存じであると思いこんでしまっていましたが、まだまだ単なる「日本語変換システム」としか認識していない方が多いとのことで、「入力支援ユーティリティ」などはなかなか好評でした。

 最後に会場から
 「Ark以外のJavaアプリケーションの開発は?」
 とのご質問を受け

 「いくつかの製品を現在開発しています、近日中になんらかの形で発表します」
 と回答しました。

 今回のセッションは、残念ながら満席御礼とは行きませんでしたが、
 担当したKは、
 「できればもっと多くの人に聞いてほしかった」
 「スケジュールなど今日は明言できないことがあった」
 と一言。次の機会には積極的に説明ができる状況にしていきたいと思います。

 これからもArkを実際に見ていただく機会を作っていきたいと思います。
 その際はArk通信やArkサイトでご案内いたしますので、みなさんにもぜひご参加いただきたいと思います。

このレポートは、Ark広報担当:Sが担当しました。