データベースを編集する
データベースの情報は、必要に応じて確認することができます。
コメントを追加したり所有者を変更したりするほか、別のフォルダーに移動したりすることもできます。
データベースにデータを入力するときは、レコードを追加します。レコードに入力したデータはあとで編集することもできます。
- データベースの情報を確認・変更する
- データベースごとの表示色を設定する
- レコードの変更履歴を保存する
- レコード操作時のアクセスログ出力を設定する
- データベースを別のフォルダーへ移動する
- データベーステンプレートを保存する
- データベースを削除する
データベースの情報を確認・変更する
選択したデータベースの名前やコメント、所有者などを確認・変更します。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベースの一覧で、情報の確認・変更をするデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[情報]を選択します。
[データベース情報]ダイアログボックスが表示されます。- [情報]シートで、情報の確認や変更をします。
- データベース名
- 選択しているデータベースの名前を表示します。
データベース名を変更する場合は、変更する名前を入力します。 - コメント
- データベースに関する説明を設定することができます。
データベースの名前では説明しきれない内容を入力し、操作するときの目安に利用してもらうこともできます。
全角・半角を問わず500文字以内で入力します。 - 色/[色の選択]
- データベースごとの表示色を設定することができます。
[色の選択]をクリックして表示される[データベースの色の選択]ダイアログボックスで設定します。 - レコードの変更履歴を保存する/[詳細設定]
- レコードが作成されたあとに加えられた変更の履歴を保存するかしないかを設定します。オンにすると、レコードの変更履歴が保存されます。
[詳細設定]をクリックして表示されるダイアログボックスで、記録する履歴の件数やファイルからの一括取り込みによる変更も履歴に保存するかしないかといった設定を変更できます。
- レコードの作成者・更新者の表示や出力を隠す
- レコードの作成者と更新者の情報を隠すことができます。
オンにすると、作成者と更新者を「****」に置き換えて表示します。
ただし、管理者やフォルダー所有者、データベース所有者には名前が表示されます。 - 既定のアクションカテゴリー/[初期表示]
- 選択したデータベースで、クイックアクションナビの既定のアクションカテゴリーを使用する場合に選択します。
アクションカテゴリーを選択した場合は、[初期表示]で、データベース閲覧画面の左側の初期表示の状態を[データベース一覧]と[アクションナビ]から選択します。
既定のアクションカテゴリーを使用しない場合は[指定なし]のままとします。
- 所有者・所有日時・作成者・作成日時・更新者・更新日時・URL
- 選択したデータベースの、所有者・作成者・更新者のユーザー名と、所有者を変更した日時、データベースを作成・更新したそれぞれの日時を表示します。
URLには、情報を表示しているデータベースへのURLを表示します。
データベースの所有者は、必要に応じて変更することもできます。 - [アクセスログの設定]
- レコード操作時のアクセスログ出力について設定します。
[アクセスログの設定]をクリックして表示される[アクセスログの設定]ダイアログボックスで、レコード操作時にログを出力するかしないか、ログに出力するレコード識別用のフィールドを設定できます。
- レコード数/[更新]
- データベースのレコード数を表示します。
[更新]をクリックすると、クリックした時点のレコード数を表示します。
レコード数には、明細レコードの数が含まれます。
- このデータベースをルックアップ参照しているデータベースを確認する/[確認]
- 選択したデータベースをルックアップ参照しているデータベースの情報を確認することができます。
[確認]をクリックすると[ルックアップ参照元の確認]ダイアログボックスが表示され、選択しているデータベースをルックアップ参照しているデータベースの一覧と、選択したデータベースのレコード更新時に影響を受ける自動更新ルックアップフィールドおよび計算フィールドの総数を確認することができます。
- 確認、または情報の変更が完了したら、[OK]をクリックします。
情報を変更した場合は、変更した内容にデータベースの情報が更新されます。
- データベースの名前の並び順を調整する
データベースの一覧は、文字コード順に並びます。
下位に表示されている内容を上位に表示するなど、並び順を調整したいときは、名前の前に「%{
」「}
」で囲まれた数値や文字を設定します。
名前の前に付けた「%{
」「}
」までの文字列は、一覧上では表示されません。
[例]データベース「案件管理・社内FAQ・顧客管理」(文字コード順)を、「案件管理・顧客管理・社内FAQ」の順に調整する
設定・変更時の名前 表示されたときの名前 %{001}案件管理 案件管理 %{002}顧客管理 顧客管理 %{003}社内FAQ 社内FAQ ※名前の設定・変更時の入力欄では、名前の先頭に付けた「
%{
」「}
」と、その囲まれた数値や文字列がそのまま表示されます。※設定ファイル等でデータベース名を指定する場合は、名前の前に付けた「
%{
」「}
」までの文字列も含めて指定します。
データベースごとの表示色を設定する
データベースごとに表示色を設定できます。
データベースごとに表示色を変えると、現在どのデータベースを閲覧しているかがわかりやすくなります。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベースの一覧で、表示色を設定したいデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[情報]を選択します。
[データベース情報]ダイアログボックスが表示されます。- [情報]シートで、[色の選択]をクリックします。
[データベースの色の選択]ダイアログボックスが表示されます。 - [データベースの色を選択してください]の下に並んでいる色から、データベースの表示色を選択します。
- [OK]をクリックします。
データベースの色の設定が保存されます。
レコードの変更履歴を保存する
レコードが作成されたあとに加えられた変更の履歴を保存するように設定できます。
保存された変更履歴は、別ウィンドウ表示したレコードで確認できます。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベースの一覧で、レコードの変更履歴を保存したいデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[情報]を選択します。
[データベース情報]ダイアログボックスが表示されます。- [情報]シートで、[レコードの変更履歴を保存する]をオンにします。
- 必要に応じて、[詳細設定]をクリックして変更履歴保存の詳細を設定します。
- [OK]をクリックします。
レコードの変更履歴が保存されるようになります。
- レコードの変更履歴保存に対応するフィールド
以下のデータ型のフィールドで、レコードの変更履歴保存に対応します。
- 文字列(1行)
- 文字列(複数行)
- 数値
- メール
- URL
- ドロップダウン
- 選択リスト
- チェックボックス
- 日付時刻
- 時間量
- ユーザー
- ルックアップキー
- 手動ルックアップ
- 変更履歴を記録する状態から記録しない状態へ変更したときは、記録されている履歴情報はすべて破棄されます。
- フィールドを削除すると、そのフィールドの変更履歴だけが削除されます。
変更履歴保存の詳細を設定する
レコードごとの履歴保存件数やファイルからの一括取り込みによる変更の履歴記録といった、変更履歴の保存の詳細動作を設定します。
- [データベース情報]ダイアログボックスの[情報]シートで、[詳細設定]をクリックします。
[レコード変更履歴の詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
- レコード変更履歴保存の詳細を設定します。
- 1つのレコードに保存する変更履歴の上限数
- 1つのレコードに保存する変更履歴の上限数を、クリックして表示される一覧から選択します。
5, 10, 20, 30, 40, 50, 100 から選択できます。
上限に達した場合は、古い履歴から順に削除されます。上限数を少なくした場合、その直後には履歴は削除されません。次にレコードが更新されたときに、上限数を超えた履歴を削除します。
- 一覧形式の取り込みによる変更の履歴を保存する
- 表計算ファイルやCSVファイルからデータを取り込む[一覧形式の取り込み]でレコードが更新されたときも、履歴に保存するかしないかを設定します。
- データインポートツールによる変更の履歴を保存する
- 管理者がデータインポートツールによるデータの一括取り込みを実行してレコードが更新されたときも、履歴に保存するかしないかを設定します。
- 外部データ連携(一覧形式、RDB)による変更の履歴を保存する
- 外部データ連携の[一覧形式の取り込み]または[RDBの取り込み]によってレコードが更新されたときも、履歴に保存するかしないかを設定します。
※外部データ連携の[帳票の取り込み]でレコードが更新されたときは、この設定にかかわらず履歴に保存されます。
- [OK]をクリックします。
レコード操作時のアクセスログ出力を設定する
レコード操作時にアクセスログを出力するように設定できます。レコード識別用として、ログにフィールドの値を出力することもできます。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベースの一覧で、レコードの変更履歴を保存したいデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[情報]を選択します。
[データベース情報]ダイアログボックスが表示されます。- [情報]シートで、[アクセスログの設定]をクリックします。
[アクセスログの設定]ダイアログボックスが表示されます。 - 以下の操作が行われたときにアクセスログを出力する場合は、[レコード操作ログを出力する]をオンにします。
- レコードの作成/複製
- レコードの編集
- レコードの削除
- 一括編集
- 帳票の取り込み
- メールの取り込み
- [新しいレコード]ダイアログボックスの表示(レコード作成/複製時)
- [レコードの編集]ダイアログボックスの表示
- ビューアーの表示
- 一覧形式の取り込み
- レコードコピー
- レコード識別用として、ログにフィールドの値を出力する場合は、[ログに出力するフィールド]でフィールドを選択します。
- ログに出力できるフィールド
ログに出力できるのは、以下のデータ型のフィールドです。
- 文字列(1行)
- 数値
- メール(単数のみ)
- ユーザー
- 自動採番
- 上記のフィールドのルックアップ/ルックアップキー
- ログに出力できるフィールド
- [OK]をクリックします。
データベースを別のフォルダーへ移動する
作成したデータベースは、あとで別のフォルダーへ移動することができます。
フォルダー内のデータベースが多くなりすぎた場合など、データベースを整理する際などに利用します。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベース一覧で、フォルダーを移動するデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[移動]を選択します。
[データベースの移動]ダイアログボックスが表示されます。- [移動先]で、データベースを移動する場所を選択します。
- [データベース名]を確認します。
移動先のフォルダーでは別のデータベース名にするときは、新しいデータベース名を入力します。
- 設定が完了したら、[移動する]をクリックします。
設定した場所に、設定した名前でデータベースが移動されます。
また、移動したデータベース一覧を表示するか確認するメッセージが表示されます。 - 移動したデータベースを見るときは、[はい]をクリックします。
データベース閲覧画面に切り替わり、移動したデータベースが表示されます。※データベース閲覧画面で操作していたときは、移動したデータベースの表示に切り替わります。
データベーステンプレートを保存する
データベーステンプレートはデータベース群のひな形です。データベーステンプレートを利用すると、用途が類似するデータベースを簡単に作成できます。
データベーステンプレートには、次の設定が含まれます。
- フィールド定義
- フィルター
- レイアウト
- クロス集計
- レコード操作通知条件
- リマインダー通知条件
- 帳票出力テンプレート
- 帳票取込テンプレート
- データベース情報(データベース名、コメント)
- 条件付き入力チェック
- フィールドの表示条件設定
- データベーステンプレートには、次の情報は保存されません。
- データベースの作成者、作成日時などの共通情報
- レコード
- 決裁情報
- アクセス権の情報
- レコード操作通知の送信先ユーザー/グループ
- リマインダー通知の送信先ユーザー/グループ
- レコードコメントの送信先ユーザー/グループ
- ユーザーフィールドのユーザーに関する情報
- 既定のアクションカテゴリー情報
- 連携設定
- スケジュール設定
- 実行履歴
データベーステンプレートは、作成したデータベースを元に、データベーステンプレートとして保存すると作成できます。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベース一覧で、フォルダーを移動するデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[テンプレートの保存]を選択します。
[データベーステンプレートの保存]ダイアログボックスが表示されます。
- 選択したデータベースから参照するデータベースがある場合
参照先のデータベースも追加するか、確認するメッセージが表示されます。
- [データベーステンプレートの保存]ダイアログボックスの一覧の表示
すでにデータベーステンプレートの対象として選択されているデータベースには、アイコンが表示されます。
権限がないため、テンプレートデータベースとして保存できないデータベースは、淡色で表示されます。
- ほかにもデータベーステンプレートとして保存したいデータベースがある場合
メニューで[テンプレートの保存]をする前に選択したデータベースのほかに、データベーステンプレートとして保存したいデータベースがある場合は、データベーステンプレートとして保存するデータベースを追加できます。
追加するには、一覧で追加したいデータベースを選択したあと、→ をクリックします。
- データベーステンプレートとして保存する対象から取り除く場合
取り除きたいデータベースを選択して、← をクリックします。
- 選択したデータベースから参照するデータベースがある場合
- テンプレートの情報を入力します。
- ファイル名
- 保存するデータベーステンプレートファイルの名前です。
拡張子は.jdbt
です。
- コメント
- データベーステンプレートの説明を設定します。
データベーステンプレートの名前では説明しきれない情報を入力すると、データベースを作成するときの目安として利用することができます。
- [保存]をクリックします。
[データベーステンプレートの保存]ダイアログボックスが閉じたあと、ファイルをダウンロードするダイアログボックスがWebブラウザーから表示されます。
- ファイルをダウンロードします。
データベースを削除する
使用しなくなったデータベースは、フォルダーから削除します。
- データベースを削除すると、元に戻すことはできません。
データベース内のデータもすべて削除されます。
- ホーム画面またはデータベース閲覧画面のデータベース一覧で、削除するデータベース名にポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[削除]を選択します。
削除を確認するメッセージが表示されます。- [このデータベースを完全に削除します]をクリックし、オン(
)にします。
- 削除してもよい場合は、[削除]をクリックします。
データベース一覧から、選択したデータベースが削除されます。