JUST.DB 導入事例 JUST.DB 導入事例

導入事例

紙で行ってきた工場の点検業務を
JUST.DBでデジタル化
RPAとの融合で、業務改革のさらなる加速へ

八千代工業株式会社 様

導入事例の概要

八千代工業では社内業務を徹底的に効率化していくために、ICT推進室のメンバーを中心に部門横断でさまざまなメンバーが集まった「間接業務合理化プロジェクト」を発足。先行してRPAを導入し、給与計算などの効率化を実現した。さらに、RPAでは対応が難しい、紙やExcelの帳票に依存した業務をデジタル化するために、ノーコードでアプリ開発ができるJUST.DBを採用。紙で行われていた製造部門における点検業務をデジタル化し、工数削減とペーパーレス化を実現している。

導入前の背景

紙で行ってきた業務をデジタル化したい

八千代工業では、社内業務の自動化に向けて「間接業務合理化プロジェクト」が立ち上がり、RPAを導入。システムからのデータ転記など一部の業務が自動化される一方、紙ベースの業務や承認フローが必要な業務には適用できなかった。そのため、これまで紙で行ってきた業務をデジタル化し、データとして利活用できるソリューションが求められていた。

JUST.DB 採用の理由

月額料金だけでスモールスタートできる

紙やExcelの帳票に依存した既存の業務をデジタル化していくために、ノーコードでアプリ開発ができるソリューションを検討。サーバーを準備する必要があるオンプレミス製品ではなく、導入しやすいクラウドサービスを探す中でJUST.DBを選択した。初期費用がかからず月額料金だけでスモールスタートできる点が決め手となった。

導入後の成果

工場のペーパーレス化と工数削減を実現

各部門にヒアリングしながら、工数削減効果の高い業務を検討。先駆けて柏原工場の製造部門における仕業点検業務をJUST.DBで作成した帳票アプリでデジタル化した。紙で行ってきた管理業務をタブレットで行うことにより、1カ月で紙200枚を削減するとともに、年間2,400時間の工数削減を見込んでいる。今後は国内の他拠点にも展開していく予定だ。

紙ベースの業務をデジタル化して工数削減を図りたい

主にサンルーフ、燃料タンク、樹脂製品など自動車業界向けの部品を製造する八千代工業。国内6ヶ所の拠点とともに、海外7カ国11カ所に拠点を展開するグローバル企業だ。

環境の変化に合わせて柔軟に働けるよう業務効率化が求められる中で、同社では紙を用いた業務の多さが課題であった。Excelなどで電子化している業務もあったが、部門や担当者によってフォーマットが異なり、データを有効活用できないことも問題点として挙がっていたという。

そうした現状を改善するために、同社ICT推進室を中心に部門を超えたメンバーが集まり、2021年から「間接業務合理化プロジェクト」がスタート。同プロジェクトでは社内業務の効率化に向けて、まずRPAを導入した。プロジェクトリーダーであるICT推進室 情報基盤システムブロック 主幹 本間晋氏は「RPAによって給与計算など一部の業務を自動化して一定の成果を得られる一方で、紙を中心とした業務が多く、受け渡しや確認、承認で業務停滞が発生して効率を落とし、業務自動化への妨げとなっていました。勤怠実績などはシステム管理ができている部分もありますが、データ活用において複数年月のExcelが部門ごとに作成されているなど履歴管理も大変であり、業務を抜本的に変えていく手段を検討する必要が生じてきました」と語る。

初期費用ゼロ、月額費用だけでスモールスタートできる

RPAの成果を踏まえた次のステップとして、紙やExcel帳票に依存している既存の多彩な業務をデジタル化する新たなソリューションを探すこととなった。「サーバーを準備しなくてよいクラウドサービスであることを条件に、ノーコードでアプリ開発ができるさまざまな製品を検討していきました」(本間氏)

デジタル化の取り組みにおいて、プログラミングの知識・スキルがなくてもアプリ開発できるノーコードのサービスに注目が集まる中、同社が選んだのはJUST.DBだった。選定の理由を情報基盤システムブロック 指導員 保坂優介氏は「クラウドとノーコード開発という条件に対しては、他にいくつかの候補がありました。決め手となったのは、初期費用がかからず、月額費用だけでスモールスタートできる点でした」と説明する。

JUST.DBの導入を決定した後、各部門にヒアリングしながら、デジタル化により工数削減につながる業務を見定めていった。そうして候補として挙がったのが“設備の仕業点検”であり、JUST.DB を活用して業務改革ができそうかどうか検討することとなった。

「ジャストシステムの担当者に相談したところ、アプリのサンプルを準備していただけたのは非常にありがたかったです。サンプルをベースに、社内の意見やニーズに合わせて調整していくことができました」(保坂氏)

1カ月200枚の紙の削減と
年間2,400時間の工数削減を見込む

先行する形で柏原工場の製造部門 PFT・組立課において、JUST.DBで開発された仕業点検アプリが本稼働へ。これまで紙のチェック表を用いて行っていた点検業務がデジタル化され、現在ではタブレットにて行われている。通年の効果測定はこれからだが、同課では1カ月で約200枚の用紙削減と年間で2,400時間の工数削減を見込んでいる。

「数値的な削減効果に加えて、工場や部門ごとに異なっていた点検業務などの工程をデジタル化して標準化していくことは、さらなる効率アップにつながっていくと感じています」と保坂氏は今後の期待を話す。実際に同社では柏原工場の導入事例を活かして、他拠点への展開が進められている。

製造業である同社は、こうした点検記録を品質管理の証跡として一定年数保存しているが、データ化していくことで保管スペースが不要になることもメリットである。万が一何か問題が発生した際に保管された膨大な紙資料の中から該当する資料を探すという手間も、デジタル上にデータベース化されたことで解消できると見込まれる。

情報基盤システムブロック 指導員 小川めぐみ氏は「今回のJUST.DBによる業務改革を機に開発本部から異動してきましたが、業務をデジタル化してデータとして集約・管理できる機能や、集計データを簡単にグラフ化できる機能には可能性を感じています」とJUST.DBを活用した業務改革に意欲を見せる。

柏原工場における実績を活かして、八千代工業では引き続き業務効率化を進めていく。本間氏は「紙ベースの業務をデジタル化しながらデータを見える化していくことで、新たな発展の可能性を模索したいと考えています。また、国内拠点で得られた事例・ノウハウを活かして、海外拠点の業務改革にもつなげていきたいです」と今後の意気込みを語る。

本間 晋 氏

八千代工業株式会社
ICT推進室 情報基盤システムブロック 主幹

本間 晋 氏

保坂 優介 氏

八千代工業株式会社
ICT推進室 情報基盤システムブロック 指導員

保坂 優介 氏

小川 めぐみ 氏

八千代工業株式会社
ICT推進室 情報基盤システムブロック 指導員

小川 めぐみ 氏