自動採番[フィールド一覧]
指定した開始番号・桁数で、連番を振る領域です。
既存のレコードにも連番を振ったり、番号の先頭・末尾に付ける文字列を設定したりできます。
- 自動採番で採番できる数値は10桁までです。
- データベース編集画面(一覧/フォーム)
- データベース閲覧画面(レコード一覧)
- データベース閲覧画面(ビューアー)
表示・設定項目
- フィールドの種類
- フィールドの種類と、種類を示すアイコンを表示します。
- フィールド名
- データベースの項目名となる名前を、全角・半角を問わず300文字以内で設定します。
- 開始番号
- 自動採番する、最初の番号を設定します。
半角数字で、10文字までの番号を設定できます。※既存のレコードがある場合、あとで変更することはできません。
- 表示桁数
- 自動採番する番号の、最大表示桁数を設定します。
一覧の[1桁]~[10桁]から選択します。[制限なし]を選択することもできます。※既存のレコードがある場合、レコード総数よりも少ない表示桁数を設定することはできません。
- 詳細設定
- フィールドの詳細設定画面を表示します。もう一度クリックすると、詳細設定画面が閉じます。
※初期設定の内容でよい場合は、設定を省略できます。
- 入力値の詳細
- 接頭文字/接尾文字
- 自動採番する番号の先頭、または末尾に任意の文字列を表示できます。
任意の文字列を表示する場合に、表示する文字列を入力します。※既存のレコードがある場合、あとで変更することはできません。
- 接頭文字・接尾文字にキーワードを入力する
- 接頭文字、接尾文字に年月日のキーワードを入力するか入力しないかを選択します。
チェックをオンにすると、接頭文字、接尾文字の年月日のキーワードが、年、月、日の値に変換されて採番されます。
キーワード 変換後の値 %YYYY%
年(西暦4桁、0埋めあり) %YY%
年(西暦下2桁、0埋めあり) %MM%
月(0埋めあり) %M%
月(0埋めなし) %DD%
日(0埋めあり) %D%
日(0埋めなし) - 既存レコードにも連番を付与
- レコードを作成しているデータベースに[自動採番]のフィールドを追加した場合に、作成済みのレコードにも連番を振るか振らないかを選択します。オン(
)にすると、作成済みのレコードにも連番が振られます。
※設定をあとで変更することはできません。
- 採番タイミング
- 採番するタイミングを次の中から選択します。
- レコード作成時
レコードを新規作成した際に採番します。 - フィールドが条件を満たしたとき
レコードを保存、新規作成、更新した際に、レコードの値が設定した条件を満たす場合は採番します。
[設定]ボタンをクリックして表れる「フィールド条件の指定」ダイアログで、採番タイミングを指定できるフィールドを選択します。
フィールド条件の指定ダイアログでの設定方法は、[絞込検索]ダイアログボックスで絞り込み条件を設定する場合と同様です。
※設設定可能なフィールドの種類と条件は次の通りです。
フィールドの種類 条件 ドロップダウン である・でない・未入力である・未入力でない チェックボックス である・
である
- 決裁申請時
決裁データベースにて、レコードの決裁を開始した際に採番します。 - 決裁承認完了時
決裁データベースにて、レコードの承認が全て完了した際に採番します。
- レコード作成時
- 番号をリセットするタイミング
- 連番を開始番号の値に戻すタイミングを選択します。
「接頭文字・接尾文字にキーワードを入力する」がオンのときにだけ指定することができます。- リセットしない
連番のリセットを行いません。 - 年ごと
年が変わる度に連番を開始番号の値に戻します。 - 月ごと
月が変わる度に連番を開始番号の値に戻します。
- リセットしない
- 年月日の設定
- [設定]ボタンをクリックすると、[年月日の設定]ダイアログが表示されます。
この[設定]ボタンは「接頭文字・接尾文字にキーワードを入力する」が「オン」のときにだけクリックすることができます。
年月日の設定ダイアログでは、年月日の境界、年月日の値の決定方法を設定します。
- 年月日の境界
キーワードに置き換える年・月・日の値が変化する境界を選択します。 - 年月日の値の決定方法
採番日時が選択した年月日の境界以降となったときの年・月・日の値の決定方法を選択します。
- レコードの作成日に応じた採番
自動採番フィールドを次の設定で新規作成した場合、既存レコードに対してレコードの作成日を採番日時として採番を行います。
- 接頭文字・接尾文字にキーワードを入力する:オン
- 既存レコードにも連番を付与:オン
- 採番タイミング: 「レコード作成時」を選択
- 表計算ファイル取り込み時の設定
- 表計算ファイル取り込みによるデータベース作成時の自動採番フィールドの詳細設定時も、通常のフィールド作成時と同様に、年月日を含む自動採番の設定をすることができます。ただし、採番タイミングを「フィールド条件を満たしたとき」に設定した場合、フィールド条件を設定することができません。
- 採番タイミングが「フィールド条件を満たしたとき」の場合の表計算ファイル取り込み時の採番ルールについては次の通りです。
表計算ファイルからデータベース作成時 表計算ファイルでレコード取り込み時 CSVのセル=空 採番されない 条件と一致した場合に採番される CSVのセル=値の指定あり 条件との一致に関わらず取り込まれる 条件との一致に関わらず取り込まれる
- 年月日の境界
- その他
- 入力のヒント
- 入力の手がかりにする説明を、全角・半角を問わず500文字以内で設定することができます。
レコードのデータを編集するときに、フィールドにポインターを合わせると、設定した説明が表示されます。 - ソート対象にする
- データベース閲覧画面でソートするときに、並べ替えの対象にするかしないかを選択します。オン(
)にすると、ソートの対象になります。
- 自動採番フィールドのソートについて
接頭文字・接尾文字にキーワードを入力しますが
- オフの場合
連番部分の数値でソートされます。 - オンの場合
接頭文字、連番、接尾文字を結合された文字列でソートされます。
- オフの場合
- 自動採番フィールドのソートについて
- 検索対象にする
- データベース閲覧画面で検索するときに、絞込検索の対象にするかしないかを選択します。オン(
)にすると、検索の対象になります。
- 自動採番フィールドの検索で選択可能な検索方法について
接頭文字・接尾文字にキーワードを入力するがオンの場合、「以上」「以下」「より大きい」「より小さい」「の範囲内」の検索方法が指定できなくなります。
- 自動採番フィールドの検索で選択可能な検索方法について
- 入力値の詳細