該当する条件でレコードを絞り込む
レコードを絞り込んで表示します。
「データの検索」とは異なり、数値や日付などを条件としたり、文字列などの検索方法を指定したりできます。
設定した条件は「フィルター」として保存でき、目的に応じて使い分けることができます。
※カレンダー表示の場合でも同じ操作で絞り込むことができます。
レコードを絞り込む
- データベース閲覧画面で、コマンドバーの
をクリックします。
[絞込検索]ダイアログボックスが表示されます。 - 条件の設定欄に、絞り込みの条件を設定します。
※リレーションパネルに表示されているフィールドは検索対象になりません。
[絞込検索]ダイアログボックスの条件にするフィールドの一覧に、リレーションパネル内のフィールドは表示されません。 - 複数の条件を組み合わせる場合は、設定欄の右側にある
をクリックします。
条件の設定欄が1つ追加されます。
※
をクリックすると、条件の設定欄が削除されます。
- 操作2.と同様にして、追加する条件を設定します。
- 組み合わせたい条件に応じて、操作3~4.を繰り返します。
- 設定した条件のどれか1つに当てはまるものを検索する場合は、画面上部の
をクリックし、
に切り替えます。
- 設定が完了したら、[検索]をクリックします。
設定した条件でレコードが検索され、検索が終了するとレコード一覧が、該当するレコードだけの表示に切り替わります。
絞り込みの状態を解除する
- データベース閲覧画面で、コマンドバーの
をクリックします。
絞り込みの状態が解除され、選択しているデータベースのレコードがすべて表示された状態に戻ります。
- 絞り込み条件を、次回からも利用できるよう保存する
設定した絞り込み条件を保存して、次回からも同じ条件を適用できるようにできます。
[絞込検索]ダイアログボックスで実行する場合は、条件を設定したあと、をクリックします。
[新しいフィルター]ダイアログボックスが表示されるので、[フィルター名]を設定し、[OK]をクリックします。 - [データの検索]で検索する文字列を設定していた場合
[データの検索]で検索する文字列を設定していた場合は、[絞込検索]で設定した条件を満たし、[データの検索]に入力している文字列をフィールドに含むレコードが表示されます。
- 「絞り込み検索またはデータ検索の条件が多いため実行できません」とメッセージが表示された
[データの検索]や[絞込検索]の設定条件が多いと、検索できない場合があります。
この場合は、検索の条件数を減らす・検索文字列や検索する値の文字数を減らすなどして、もう一度検索します。
表示・設定項目
[絞込検索]ダイアログボックス
/
- 複数の条件を設定した場合に、すべての条件に当てはまるレコードだけを表示するか、設定した条件の1つでも当てはまるレコードを表示するかを切り替えます。
- 条件の設定欄
- 条件にするフィールド・内容と、その検索方法を設定します。
- フィールド(左側)
- クリックして、条件にするフィールドを一覧から選択します。
- 検索する値(中央)
- [フィールド]で選択した項目のデータ型に応じて、文字列や日付などを設定します。
フィールドのデータ型 説明 文字列(1行) 文字列を入力します。全角・半角は問いません。
タブを含む文字列は、条件に使用できません。※入力できる最大文字数は、フィールドの詳細設定で設定されている[最大文字数]か、100文字のどちらか小さい方になります。
文字列(複数行) 文字列を入力します。全角・半角は問いません。
改行やタブを含む文字列は、条件に使用できません。※入力できる最大文字数は、フィールドの詳細設定で設定されている[最大文字数]か、100文字のどちらか小さい方になります。
数値 数値を入力します。単位は条件に使用できません。 ※数字・マイナス記号以外は入力できません。
メール 全角・半角を問わず100文字以内で入力します。
タブを含む文字列は、条件に使用できません。URL 全角・半角を問わず100文字以内で入力します。
URL、またはラベルとして入力した文字列が条件になります。ドロップダウン 一覧から対象とする値を選択します。 チェックボックス 選択している/選択していないのどちらかを選択します。 選択リスト 一覧から対象とする値を選択します。 日付時刻 対象にする日付や時刻を設定します。
- 日時指定
特定の日時を指定します。
日付は入力欄をクリックしてカレンダーから日付を選択するか、日付形式(yyyy/mm/dd)で直接入力します。
時刻は時刻形式(hh:mm)で直接入力します。をクリックして、現在の時刻を設定することもできます。
- 今日
絞込検索を実行する当日を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行日を基準として何日か前後した日を指定できます。この場合、日数を直接入力したあと、[日前]または[日後]を選択します。
※日数は1~999の範囲で入力します。
- 今週
絞り込み検索を実行する週を指定します。週は日曜日始まりの1週間です。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行週を基準として何週か前後した週を指定できます。この場合、週数を直接入力したあと、[週間前]または[週間後]を選択します。
※週数は1~999の範囲で入力します。
- 今月
絞り込み検索を実行する月を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行月を基準として何か月か前後した月を指定できます。この場合、月数を直接入力したあと、[ヶ月前]または[ヶ月後]を選択します。
※月数は1~999の範囲で入力します。
- 今年
絞り込み検索を実行する年を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行年を基準として何年か前後した年を指定できます。この場合、年数を直接入力したあと、[年前]または[年後]を選択します。
※年数は1~999の範囲で入力します。
時間量 対象とする時間量を入力します。 ファイル 対象とするファイル名を、全角・半角を問わず100文字以内で入力します。 画像 対象とするファイル名を、全角・半角を問わず100文字以内で入力します。 ユーザー 対象にするユーザーを設定します。
フィールドを作成する際に指定した[選択形式]によって、設定方法が異なります。- [すべてのユーザーから選択]を選択した場合
をクリックして表示される[ユーザーの選択]ダイアログボックスで、ユーザーを1人選択して設定します。
選択したユーザーの表示を消すときは、をクリックします。
- [指定したユーザーから選択]を選択した場合
▼をクリックして表示されるユーザー一覧から、ユーザーを選択します。
数値計算 数値を入力します。単位は条件に使用できません。 ※数字・マイナス記号以外は入力できません。
※計算結果に対して入力値で検索されます。
日時計算 対象にする日付や時刻を設定します。
- 日時指定
特定の日時を指定します。
日付は入力欄をクリックしてカレンダーから日付を選択するか、日付形式(yyyy/mm/dd)で直接入力します。
時刻は時刻形式(hh:mm)で直接入力します。をクリックして、現在の時刻を設定することもできます。
※計算結果に対して入力値で検索されます。
- 今日
絞込検索を実行する当日を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行日を基準として何日か前後した日を指定できます。この場合、日数を直接入力したあと、[日前]または[日後]を選択します。
※日数は1~999の範囲で入力します。
- 今週
絞り込み検索を実行する週を指定します。週は日曜日始まりの1週間です。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行週を基準として何週か前後した週を指定できます。この場合、週数を直接入力したあと、[週間前]または[週間後]を選択します。
※週数は1~999の範囲で入力します。
- 今月
絞り込み検索を実行する月を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行月を基準として何か月か前後した月を指定できます。この場合、月数を直接入力したあと、[ヶ月前]または[ヶ月後]を選択します。
※月数は1~999の範囲で入力します。
- 今年
絞り込み検索を実行する年を指定します。
[からの]の左側にあるチェックボックス()をクリックして
にすると、絞込検索の実行年を基準として何年か前後した年を指定できます。この場合、年数を直接入力したあと、[年前]または[年後]を選択します。
※年数は1~999の範囲で入力します。
年齢計算 対象とする経過年数・月数・年月数を設定します。 自動採番 対象とする番号を設定します。
フィールドに接頭文字・接尾文字が含まれる場合は、それらを条件にすることもできます。ルックアップキー/ルックアップ ルックアップ先のフィールドに準じます。 - 日時指定
[検索条件の複数指定]
- 複数の値を、検索する値として設定します。
クリックすると、[検索条件の複数指定]ダイアログボックスが表示されます。 - 検索方法(右側)
- [フィールド]と[検索する値]に設定した内容を検索する方法を、次の中から選択します。
[フィールド]で選択した項目により、表示される検索方法の種類は異なります。選択肢 説明 である [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容と完全に一致するレコードを検索します。 を含む [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容を含むレコードを検索します。 を含まない [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容を含まないレコードを検索します。 でない [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容と一致しないレコードを検索します。 以上 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容以上の値が設定されたレコードを検索します。 以下 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容以下の値が設定されたレコードを検索します。 より大きい [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容より大きい値が設定されたレコードを検索します。 より小さい [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容より小さい値が設定されたレコードを検索します。 で始まる [フィールド]で選択した対象の先頭に、[検索する値]に設定した内容が付くレコードを検索します。 で始まらない [フィールド]で選択した対象の先頭に、[検索する値]に設定した内容が付かないレコードを検索します。 で終わる [フィールド]で選択した対象の末尾に、[検索する値]に設定した内容が付くレコードを検索します。 で終わらない [フィールド]で選択した対象の末尾に、[検索する値]に設定した内容が付かないレコードを検索します。 未入力である [フィールド]で選択した対象に、何も入力されていないレコードを検索します。
※[検索する値]は淡色で表示されます。
未入力でない [フィールド]で選択した対象に、何か内容が入力されているレコードを検索します。 ※[検索する値]は淡色で表示されます。
自分である [フィールド]が[ユーザー]の場合に表示される検索方法です。今現在操作している自分自身を検索する場合に選択します。 ※[検索する値]は淡色で表示されます。
以後 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容(日付・時刻)以後の値が設定されたレコードを検索します。 以前 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容(日付・時刻)以前の値が設定されたレコードを検索します。 より後 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容(日付・時刻)より後の値が設定されたレコードを検索します。 より前 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した内容(日付・時刻)より前の値が設定されたレコードを検索します。 の範囲内 [フィールド]で選択した対象に、[検索する値]に設定した範囲の値が設定されたレコードを検索します。
※範囲は[検索する値]の左側の入力欄の値以上、右側の入力欄の値以下が対象となります。
[条件の追加]
- 絞り込み条件を追加します。
[条件の削除]
- クリックして、絞り込み条件を削除します。
- [検索]
- 設定した絞り込み条件で、レコードの絞り込みを行います。
- 設定した絞り込み条件を、新しいフィルターとして保存します。
[検索条件の複数指定]ダイアログボックス
/
- すべての条件に当てはまる値を対象にするか、設定した条件の1つでも当てはまる値を対象にするかを切り替えます。
- 条件の設定欄
- 条件にする値を入力します。
[条件の追加]
- 条件にする値を追加します。
[条件の削除]
- 条件にしていた値を削除します。