東急建設株式会社 様
全社3,000名規模の「市民開発」を支える基盤構築
コスト最適化と現場主導の業務改善を両立したDX戦略
導入事例の概要
東急建設では、Excelによる業務管理からの脱却を目指してJUST.DBを導入し、業務のデータベース化を達成した。同社ではJUST.DBを、社員みずから業務改善ツールが内製できる市民開発の公式プラットフォームとして位置づけ、全社約3,000名に対してアカウントを発行。各部署での活用も着実に進んでおり、市民開発の文化が根づきつつある。
導入前の背景 |
Excel業務の移行が契機
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採用の理由 |
全社に展開しても低コスト
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導入後の成果 |
全社3,000名にアカウント発行。
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導入の具体的なエピソード
業務データベース化の成功体験が
市民開発推進の出発点に
デジタルイノベーション部 専任部長の矢代 彰紀氏は「当時はExcelベースの管理が限界に近づいており、自分たちで試行しながら構築できるデータベース化の仕組みを探していました。JUST.DBはそのニーズに合致し、結果的に業務改善を実現できました」と振り返る。
この成功を踏まえ、翌2024年には社員自身がシステムやツールを内製できる市民開発の環境整備を本格的に検討。ITガバナンスを確立させつつ適切な市民開発を後押しするために、公式プラットフォームとしてJUST.DBを採用するに至った。
導入・運用にあたってはフォルダー管理やアクセス権の社内ルールを整備し、秩序ある保管体制を構築することにも注力。業務内容に応じて部署ごとに閲覧権限を設定しつつ、部署をまたぐ業務についてはプロジェクト単位でのアクセス管理を採用することで、セキュリティと利便性を両立させている。
全社展開が可能なライセンス体系
サポート体制の充実も評価
市民開発の文化が根づきはじめ
月25万円のコストを削減する部署も
9カ月の構築期間を経て、2024年4月にJUST.DBの利用を開始、そして12月からは市民開発ツールとして全社展開を本格化させた。現在は案件の進捗・ステータス管理や過去案件の検索、物品の貸し出し管理など、部署の業務特性に応じた用途で活用が進んでいる。既存のパッケージ版データベースアプリをJUST.DBに置き換えた部署では、月25万円ものコスト削減を実現した事例も生まれている。
活用の広がりを支える仕組みとして、デジタルイノベーション部では「市民開発ガイドライン」を策定し、JUST.DBで構築できる範囲を明示することでセキュリティと自由度のバランスを確保している。さらに社内向けのJUST.DB専用ポータルサイトを開設し、各部署の活用事例を記事として発信することで、横展開を促す仕掛けも整えた。
社内のデジタル人材育成チームとの連携においても、JUST.DBは有効な手段と位置づけている。小島氏は「いきなりスクラッチ開発では敷居が高く、挫折してしまうケースも少なくありません。JUST.DBなら成功体験を気軽に積み重ねることが可能なため、デジタル人材育成の観点からも非常に相性が良いと感じています」と語る。ユーザーからも「やりたいことが細かく設定できる」という声が上がっており、権限設定の柔軟さや、カスタマイズ性の高さが活用拡大の後押しとなっている。
矢代氏は「事業部側が“自分たちでやろう”というマインドに変わってきていることを実感しています」と手応えを語り、小島氏も「ユーザー一人ひとりの成功体験が、次の挑戦への原動力になっています。ノーコードで市民開発のハードルを下げながら、ガバナンスも効かせて提供できているところに大きな導入意義があると感じています」と続ける。
今後はより幅広い部署への展開を見据え、積極的な事例発信を続けながら活用の裾野をさらに広げていく方針だ。
東急建設株式会社
デジタルイノベーション部 専任部長
矢代 彰紀 氏
東急建設株式会社
デジタルイノベーション部 部長
小島 文寛 氏
東急建設株式会社
デジタルイノベーション部
村田 果穂 氏
※記載された部署名は2026年3月時点のものです。