セキュアマイフォルダ

一部調査によると、2009年上半期の情報漏えい事件・事故は、764件、232万人分以上(※)。 漏えいの原因は、USBメモリなど記録媒体の紛失、車上荒らしによるパソコンの盗難、リース返却マシン内の情報消し忘れなどさまざまです。インターネットやサーバー接続時はもちろんのこと、ネットワークからはずれた環境でも注意が必要です。
一度情報漏えいを起こしてしまうと、外部からの信頼を大きく損なう上、多額の損害賠償リスクにもつながります。今、名簿や顧客情報などを扱うすべての組織で、徹底した情報漏えい対策が求められています。

※ NPO日本ネットワークセキュリティ協会 [2009年上半期 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書]より引用

セキュアマイフォルダは、情報を守る機能を満載した文書活用ツール。Windowsのエクスプローラのような、なじみやすい画面構成です。フォルダ内の文書はサムネイルで表示、選んだ文書はすぐビューアで見られるので、目的のファイルをすばやく選択できます。キーワード検索でファイルを探すことも可能です。
選んだファイルは、指定のアプリケーションで開いたり、暗号化したりすることができます。普段からセキュアマイフォルダを利用すれば、やさしい操作で情報を活用しながらセキュリティも守れるのです。

パソコン内に暗号化した領域を作ることが可能です。
重要なデータは“秘密の領域”に保存しておけば、本人以外がパソコンを使っても情報を見られる心配はありません。外に移動してデータを使う場合や、盗難や紛失などの被害にあったときにも役立ちます。

個人情報を含むデータや文書などは暗号化＋圧縮して保存すれば、万が一のトラブルにあっても情報の漏えいを防げます。データを外部へ移動して使用し再び持ち帰るような場合でも、暗号化＋圧縮しておけば、安心です。

※ セキュアマイフォルダにはEXE形式の暗号化ツールが搭載されています。外部環境で作業を行う場合は、データ保存時に暗号化ツールをコピーしてお使いください。

ファイルを選んで［暗号化ZIP］ボタンをクリックするだけで、パスワードのかかった暗号化圧縮ファイルが作成できます。

パソコン上のファイルは、ごみ箱を空にしただけでは完全には消えていません。専用のソフトを使えば復元することができ、悪意のある第三者にパソコンを盗まれた場合などには、情報漏えいの原因になるおそれもあります。
セキュアマイフォルダには、ファイルの完全消去機能(※)も搭載。
・指定したファイルやフォルダ
・ごみ箱内のデータ
・インターネットやシステムの一時ファイル
・ハードディスクの空き領域
などを完全に消去することが可能です。
パソコンを他人に引き渡したり、リース期間が終了したパソコンを業者に返却する際にも役立ちます。

※…フィンランド・Blancco社製「Blancco-File Shredder」を搭載。同社は、データ消去ソフトウェアにおいて各国の政府機関やNATO（北大西洋条約機構）から認定を受けている、世界的企業です。