デジカメワンポイントテクニック
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第19回
流し撮りに挑戦してみよう!(1)

電車や自動車など高速で動く被写体を撮影すると、どうしてもブレてしまう。
または、キレイに写ってはいるけれど、まるで止まっているように見えてしまい、迫力のある写真にならない…。
そんなときは、流し撮りをしてみましょう。

 
   
Onepoint ! バットを振り抜く感覚で!
 
流し撮りとは、カメラを被写体に合わせて動かしながらシャッターを切るテクニック。
これがバッチリ決まると、被写体は止まりつつ背景だけが流れ、迫力のある写真になります。
たとえば、こんな感じ。。
流し撮りの例1(1/180秒)
 流し撮りの例1(1/180秒)

流し撮りで肝心なのは、背景をキレイに流すこと。
そのためには、シャッターが開いている時間を長めにしてやる(シャッタースピードを遅めにする)必要があります。
幸い、最近はコンパクトデジカメでもシャッタースピードが調節できるものが増えてきました。

これらのカメラでは、撮影モードを「シャッタースピード優先AE」 (カメラによっては「S」や「Tv」などと表記されているものもあります)に合わせると、シャッタースピードを設定できるようになります。
被写体の大きさや速度にもよりますが、一般的に1/200秒以下に設定すると、ダイナミックな疾走感を得ることができます。

 
 

流し撮りのコツは、被写体の動きに合わせ、腰を軸にしてカメラを振ること。
腕で振るのではなく、腰を回して上半身ごとカメラを振るのがポイントです。
バットを振り抜く感覚、といえばわかりやすいでしょうか。
慣れてきたら、さらにシャッター速度を落としてみましょう。

 
流し撮りの例2(1/180秒)
 流し撮りの例2(1/180秒)

上の写真と比べると、背景が大きく流れていることがおわかりいただけるでしょう。
ただし、シャッタースピードを遅くすると、そのぶん被写体を正確に捉えるのが難しくなり、手ぶれもしやすくなるので注意が必要です。

 
 

流し撮りは、決して簡単な撮影法ではありませんが、バッチリ決まったときの感動と写真の仕上がりはひとしおです。
また、幸いなことにデジカメなら練習もし放題。
失敗したら消してしまえばいいのですから。
1ショットごとにフィルムを消費してしまうフィルムカメラでは、こうはいきません。
そういう意味で、流し撮りは非常にデジカメ向きの撮影法なのです。
今回は特別に、プロの鉄道カメラマンから教わったマル秘特訓法を
ご紹介しちゃいましょう!

 
流し撮り特訓法(1/10秒)
 流し撮り特訓法(1/10秒)

マル秘特訓法とは、回転寿司での撮影!
ちなみに、シャッタースピードは1/10秒。

シャッターチャンスに困ることもなく、決められた方向に、常に一定の速度で被写体が流れているこの場所こそ、絶好の練習の場ですよ!
ちょっとだけ恥ずかしいですけれど(笑)。

 
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