デジカメワンポイントテクニック
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第10回
背景をぼかした写真を撮ろう!
写真が上達してくると、誰もが撮りたくなるのが「背景をぼかした写真」。
背景を上手にぼかすためには、「絞り(F値)」、「レンズの焦点距離」、
「被写体までの距離」の3つの条件が重要になります。
え? 難しい話はいいから撮り方だけを説明してくれですって?
…ごもっとも!


でも、その前にご注意を。
コンパクトデジカメで背景をぼかすためには、
光学ズームやマクロモードが付いた機種であることが必要です。
いうまでもなく、フォーカス機能があるカメラでなければなりません。
携帯電話やレンズ付きフィルムのような、ピントを合わせる機能がないカメラでは、奥までピントが合ってしまうため、背景もぼけようがないからです。
 
   
Onepoint ! 被写体は近く背景は遠く、がコツ
 
背景をぼかすためには、メインの被写体をなるべく手前に、一方、 背景はなるべく遠くに配置する構図にするのが効果的です。
わかりやすい例では、こんな感じです。
簡単に背景ぼけを得られる構図
 簡単に背景ぼけを得られる構図
この例では、被写体になるべく接近するためにマクロモードを使用。
背景は湖や山ですから、被写体のとの距離は十分。
おかげで、美しくぼけてくれていますね。


しかし、これほど極端でなくても背景をぼけさせることができます。
 
ズームを使用した背景ぼけ
 ズームを使用した背景ぼけ
被写体が人物で、場所が屋内でもご覧の通り。
この写真では、ズームを使っています。


冒頭でもちらっと書きましたが、背景のぼけ具合はレンズの焦点距離に関係する(焦点距離が長いほど背景がぼけやすい)ので、ズームを使用すると効果的にぼけてくれます。


なお、上の写真と構図がまったく同じなのは、ご愛敬ということで(笑)。
 
  上のふたつの撮影法を応用すると、こんな写真を撮ることができます。
 
ズームとマクロを併用した背景ぼけ1
 ズームとマクロを併用した背景ぼけ1
雪の中に咲く梅の花を撮影。
白っぽい背景の中でも白い花びらが立体的に見えるよう、 背景をぼかしてみました。


また、背景がぼけることによって、雪の反射光を柔らかくできるという効果もあります。
 
ズームとマクロを併用した背景ぼけ2
 ズームとマクロを併用した背景ぼけ2
金網にカメラを密着させた状態で撮影してみました。
これもズームとマクロの併用です。
ピントの合う範囲(被写界深度といいます)が、はっきりとわかりますね。


こういった写真を撮ることで、自分のカメラのピントの合う範囲を感覚的につかんでおくと、構図を考える際に役立ちます。
 
  コンパクトデジカメは一眼レフなどの高級カメラに比べて、背景ぼけを演出するのは確かに不得手です。
しかし、それは決して不可能ではありませんし、シャッターを押さなくても、背面液晶で直接ぼけ具合を確認しながら撮影できるなど、一眼レフを上回る性能も持っているのです。


みなさんも、きれいな背景ボケにチャレンジしてみてください。
ぐっと雰囲気のある写真になりますよ!
 
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