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岐阜県/庁内ポータルサイトに検索エンジンを導入、20万件以上の既存データベースを完全活用
今年7月、岐阜県の新しい庁内向けホームページが稼働した。 リニューアルの核はトップページの更新とデータの中から欲しい情報を瞬時に探し出すための検索エンジンの導入だった。
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 岐阜県では、現在(※2003年)4期目を務める梶原拓知事が、IT化に対して積極的な姿勢で取り組んできたこともあり、早くから庁内のITネットワーク化を推進してきた。

  第1期は平成2年度。財務会計システム用のネットワークを構築し、電子メールアドレスを各課単位、約200ユーザーに付与した。システムの名称は「岐阜県行政情報ネットワーク」で、愛称は「RENTAI」(Regional Network for Transmitting Administrative Informaition)。「いつでも、どこでも、誰でも」をスローガンに組織間の情報伝達や業務システムを稼働させるための基盤と位置づけた。

  さらに、平成8年度には第2期として、システムの大幅刷新に乗り出す。 LAN回線やネットワーク機器の更新、個々の職員に対する電子メールアドレスの付与など、最新の技術を駆使してシステム全体を再構築した。
図1:検索エンジン導入以前の「MS Exchange」の画面。階層が3層、4層にも複雑化している。
 
グループウェアを導入
 こうした先進的な取り組みによって、業務は大幅に効率化され、データも順調に蓄積されていった。その後も、順次システムの機能向上を進め、平成12年度にはWebサーバを利用したイントラネットを整備するなど、岐阜県の行政情報化は、常に他県の一歩先を行く施策を実現していく。

 平成13年度には、グループウェアを更新。ソフトウェアはマイクロソフト社の「Exchange2000」を選択した。 これにより「電子メール」「電子掲示板」「電子会議室」に加え、「所属フォルダ」「スケジュール管理」などの機能が利用できるようになった。
 
データベースの容量が急増
 
   しかし、システムが発展していく段階で、あらたな問題が生じていた。 データベースが急激に増加したために、欲しい情報に確実にたどり着くことが困難になっていたのだ(図1)。

ネットワーク推進グループの三宅雅美課長補佐は当時の状況をこう説明する。
「Exchangeはサブフォルダを作ることにより、階層化することができるのが特長の一つですが、情報量が膨大になったために、階層が複雑になっていました。職員からは“必要な情報にアクセスできない”“欲しい情報があるかどうかも分からない”といった苦情が頻繁に寄せられるようになったのです」
 
三宅雅美(みやけ・まさみ)氏
岐阜県経営管理部情報システム課ネットワーク推進グループ課長補佐。平成8年の第2期RENTAIからネットワーク構築に携わる。グループウェア導入ではシステム開発をリードした。
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update : 2004.10.25