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導入事例
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金沢工業大学(1)
所在地:〒921-8501 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
開 学:1965年4月1日
学生数:6,824名(平成17年度)
「教育的付加価値日本一」の大学を目指し、独自のカリキュラムを採用。数々のユニークな手法とその大きな成果は、教育界ばかりか、ビジネス界でも注目を集めている。
www.kanazawa-it.ac.jp
メインキャンパスの中央に位置するライブラリーセンターは、工学系専門図書館として世界最大級を誇る。
少子化が大きな問題とされる中、社会が必要とする大学であり続けるためには何が必要か。金沢工業大学は、その課題に全力で取り組んでいる。教職員がアメリカ各地の大学を幾度となく視察し、議論を繰り返して導き出した結論は、学生の満足度を向上させる仕組みを作ることだった。その実現を目指して平成11年にスタートした「顧客満足度向上プロジェクト」は、今、さらなる高みへと進化しつつある。そこには、CBMIの持つ可能性が大きく寄与していた。
CBMI
自由記述分析システム
2.2MB
山岸
本学では、大学の主役(顧客)は学生であると位置付け、彼らの意見を積極的に大学運営へと採り入れる試みをおこなってきました。具体的には、授業やカリキュラム、学生向けのサービスなどに対するアンケートを実施し、その回答を集計、分析して翌年に活かすというものです。「顧客満足度向上プロジェクト」と称するこの活動は、文字通り、大学に対する学生の満足度を高めることを目的としています。
顧客満足度向上プロジェクトは、学生の努力と教授の方々のねばり強いサポートのおかげで、「入学志願者が3年連続で増加」、「就職率99.7%を達成」など大きな成果を上げています。ただその一方で、肝心のアンケート分析手法には、いくつかの課題も生じていました。
当初のアンケートでは、項目を列挙して、それぞれに対する満足度を選択式で記入してもらっていました。しかし、回答を分析していくうちに、学生は各自さまざまな視点から満足度を語っているということがわかってきたのです。勉強して知識や実力が付いたことを満足と感じる学生もいれば、単位が取れたこと、あるいはクラブ活動に熱中できたことを満足と感じる人もいます。したがって、これらを単純に集計しても、意見の全体像が見えてこない。加えて、なぜ満足なのか、どのように不満なのかといったディテールもつかめない。設問をいろいろと工夫してみたのですが、いくら仮説を立てて質問を考えたところで、導かれる結果は想定の範囲を超えるものではありませんでした。
企画部CS室 室長 山岸 徹 氏
そうです。そこで翌年は、選択式のほかに自由記述式の回答欄も設けてみたのです。その結果、有意義な意見を数多く得ることはできました。ところが、そこに新たな問題が…。似たような意見でも言い回しやニュアンスが微妙に異なっていたりして、正確な集計や分析ができないのです。結局、報告書には記入された文章をそのまま載せるしかありませんでした。
自由記述による生の意見をもっと有効に活用できる方法はないかと調べていたところ、耳にしたのがCBMIの存在でした。テキストマイニングについては以前から興味を持っていたこともあり、学内の情報処理サービスセンターの協力を得て、早速導入の検討を開始しました。
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update : 2005.09.15