サンドボックスデータベースを作成する

運用中のデータベースを複製したサンドボックスデータベースを作成し、フィールド・レイアウトの変更を安全に試すことができます。
サンドボックスデータベースでの変更内容は複製元のデータベースに反映することができます。

サンドボックスデータベースについて

サンドボックスデータベースは、運用中のデータベースを複製し、フィールド・レイアウトの変更を安全に試すことを目的としたデータベースです。
サンドボックス上で行った変更内容は、動作確認をして複製元に反映することができます。
1つのデータベースに対してサンドボックスデータベースは1つだけ作成できます。
サンドボックスデータベースに対しては作成できません。

サンドボックスデータベースがない場合

サンドボックスデータベースがない場合

サンドボックスデータベースがある場合

サンドボックスデータベースがある場合

データベース種別ごとの機能


標準データベース サンドボックスデータベース
サンドボックスなし サンドボックスあり
アイコン 標準データベース サンドボックスデータベース
データベースの閲覧
データベースの編集 ×※1 ※2※3
データベースの複製 ※4 ×
データベースの削除 ※5 ※6
ルックアップやリレーションパネル、
データベースリンクの参照先としての指定
※7 ×※8

目的の異なるデータベースを「データベース種別」で区別します。
一般的に利用するデータベースを「標準データベース」と呼称し、その標準データベースから複製され設定変更を試す目的のデータベースを「サンドボックスデータベース」と呼称します。

※1 データベースの編集画面に移動して設定内容を確認することは可能です。

※2 サンドボックスデータベースでは、ルックアップキーおよびルックアップの参照先の変更はできません。

※3 複製元の標準データベースに対して行えない変更はサンドボックスデータベースに対しても行えません。
例えば、複製元の標準データベースでルックアップ参照されているフィールドが存在する場合に、サンドボックスデータベースにおいてもそのフィールドは削除や一部の設定変更ができません。

※4 サンドボックスデータベースとしての複製はできません。

※5 サンドボックスデータベースがある状態で標準データベースを削除すると、サンドボックスデータベースも同時に削除されます。

※6 サンドボックスデータベースを削除すると、複製元の標準データベースの機能制限は解除されます。
サンドボックスデータベースの場合、決裁データベースであっても削除可能です。

※7 作成したサンドボックスデータベースからは参照できません。

※8 自己参照(参照先として参照元のサンドボックスデータベースを指定)は可能です。

サンドボックスデータベースを作成する

データベースの複製を作成する機能でサンドボックスデータベースを作成します。

ジャンプデータベースの複製を作成する

複製時に複製オプションの[データベース種類]で「サンドボックスデータベース」を選択して複製を作成します。