レコードを閲覧する
選択したデータベース内のデータ(レコードの内容)を確認します。
レコード一覧は、一部の項目だけを表示したり、項目の種類ごとに表示したりできます。
任意のレコードを見る
レコードを選択して、データの内容を見ます。
- 対象にするデータベースを選択します。
画面右側の上部に、選択したデータベースのレコード一覧が表示されます。 - レコード一覧で、内容を見たいレコードをクリックします。
クリックしたレコードの左端のチェックボックスがオン()になります。
画面右側下部の[ビューアー]シートには、選択したレコードの詳細が表示されます。
※レコード一覧でレコードをクリックするたびに、[ビューアー]シートに表示される内容が切り替わります。
※カレンダー表示の場合は、イベントをクリックすると、画面右側下部の[ビューアー]シートに選択したイベントに結び付いたレコードの詳細が表示されます。
- レコードの内容を、別ウィンドウで表示する
[ビューアー]シートの右端にある[別ウィンドウ表示]をクリックします。
選択したレコードの内容が、新しいウィンドウに表示されます。
※Webブラウザーの設定によっては、Webブラウザーの新しいタブに表示されます。
- [ビューアー]シートの表示領域を調整する
[ビューアー]シートの高さを調整して、表示領域を広げることができます。
レコード一覧と[ビューアー]シート上部の境界線にポインターを合わせます。にポインターが変化したら、ドラッグしてシートの高さを調整します。
また、/
をクリックして、[ビューアー]シートの表示/非表示を切り替えることもできます。
- レイアウトを定義している場合
レイアウトを定義している場合は、レコード一覧や[ビューアー]シートの表示を、定義している別のレイアウトで表示することができます。
コマンドバーの[表示]をクリックし、表示されたメニューから[レイアウト]にポインターを合わせ、適用するレイアウト名を選択します。
- リレーションパネルで、ほかのデータベースのレコードをいっしょに参照する
リレーションパネルを利用すると、関連するデータベースのレコード一覧を、ビューアーにいっしょに表示することができます。
データベース編集画面のフォームレイアウトにリレーションパネルを配置すると、ビューアーにリレーションパネルが表示されます。
設定によって、ビューアーからリレーションパネルのレコードを追加したり編集したりできます。
※[ビューアー]シートの右端にある
[別ウィンドウ表示]をクリックしたときは、リレーションパネル内のページ切替などの操作は実行できません。レコードを並べ替えることもできません。
レコード一覧の表示を切り替える
レコード一覧は、登録しているレコード数や項目に応じて、使いやすいように表示を切り替えて利用します。
レコード一覧に表示しているレコードの件数は、データベース閲覧画面のページ切り替えコマンドバーの左側に「表示範囲/全件数」のように表示されます。
最後のページ/先頭ページに切り替える
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、右側の
[先頭ページ]/
[最後のページ]をクリックします。
レコード一覧が、先頭ページ、または最後のページの表示に切り替わります。
次のページ/前のページに切り替える
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、右側の
[前のページ]/
[次のページ]をクリックします。
レコード一覧が、現在表示しているページの前ページ、次ページの表示に切り替わります。
全体に対する相対的な位置を指定してページを切り替える
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、(表示レコード範囲/レコードの全件数)の辺りをクリックします。
ページ切替用のスライダーが表示されます。 - スライダーのつまみ(
)をドラッグして、表示ページを切り替えます。
一覧の1ページあたりに表示する件数を設定する
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、[表示]をクリックし、表示されたメニューから[1ページの件数]にポインターを合わせます。
[1ページの件数]のメニューが表示されます。 - 1ページに表示する件数を、メニューから選択します。
※設定した件数に、チェックマーク(
レコード一覧が、設定した件数での表示に切り替わります。また、表示ページも先頭ページに戻ります。)が表示されます。
表示するフィールドを設定する
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、[表示]をクリックし、表示されたメニューから[表示フィールド]を選択します。
[表示フィールド]ダイアログボックスが表示されます。 - レコード一覧に表示するフィールドをオン(
)にします。
チェックボックスをクリックするたびに、オン()/オフ(
)が切り替わります。
表示したいフィールドだけをオン()にします。
- 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
レコード一覧が、表示する設定にしたフィールドだけの表示に切り替わります。
- レコード一覧に一度に表示できる明細内のフィールドの数は、8個までです。
- 表示フィールドの設定は、次の操作をすると無効になり、選択しているレイアウトに従った表示になります。
- データベース一覧で、データベースを選択する
- データベース一覧で、フィルターを選択する
- コマンドバーの[表示]で、レイアウトを変更する
明細内の、個々のフィールドの表示/非表示を設定することはできません。 - 表示するフィールドの数が増えると、データベース閲覧画面での操作が遅くなる場合があります。この場合、[表示]をクリックして表示されるメニューの[1ページの件数]で表示するレコード数を少なくしたり、表示するフィールドの数を減らしたりして、対処します。
レコードを並べ替える
レコード一覧を、設定した条件で並べ替えます。
最大3つのフィールドを、条件として組み合わせることができます。
※[明細]は並べ替えできません。
- データベース閲覧画面のコマンドバーの、
[レコードを並べ替えて表示する]をクリックします。
[並べ替え]ダイアログボックスが表示されます。 - レコードを並べ替えるときの条件を設定します。
優先するフィールドと、基準にしたフィールドを昇順・降順のどちらで並べるかを設定します。 - 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
設定した内容でレコード一覧の並びが替わります。
なお、レコード一覧のフィールド名部分に、優先度の番号や昇順/降順のどちらで並べているかが表示されます。
- 任意のフィールドを基準に並べ替える
レコード一覧のフィールド名の部分をクリックすると、クリックしたフィールドを基準にして並べ替えられます。
クリックするたびに、昇順/降順が切り替わります。※クリックすると、[並べ替え]ダイアログボックスの設定は解除されます。
- 並べ替えていない状態に戻す
[並べ替え]ダイアログボックスで、[設定しない]を選択します。
レコードをグループでまとめて表示する
選択したフィールドをグループとして、レコード一覧をグループごとに表示します。
特定の項目をグループごとに比較する場合などに便利です。
※[明細]を、グループで表示することはできません。
- データベース閲覧画面のコマンドバーで、[表示]をクリックし、表示されたメニューから[グループ表示]にポインターを合わせます。
フィールド名の一覧が、[グループ表示]のメニューとして表示されます。 - グループとしてまとめて表示するフィールド名を、メニューから選択します。
※選択したフィールド名に、チェックマーク(
レコード一覧が、選択したフィールド名でグループ化され、グループごとの表示に切り替わります。)が表示されます。
- グループ表示を昇順や降順で並べ替えて表示する
グループを昇順または降順で並べ替えるには、レコード一覧で、上記の操作2.で選択したフィールド名をクリックします。クリックするたびに昇順/降順が切り替わります。
コマンドバーの[レコードを並べ替えて表示する]をクリックして表示される[並べ替え]ダイアログボックスで、上記の操作2.で選択したフィールド名を指定して[昇順]または[降順]に設定するのも同じです。
※[並べ替え]ダイアログボックスで、上記の操作2.で選択したフィールド名を[2番目に優先するフィールド]や[3番目に優先するフィールド]に指定しても、最優先として扱われます。
- グループ表示を解除する
コマンドバーの[表示]をクリックし、[グループ表示]のメニューから、[しない]を選択します。または、チェックマーク()の付いた、現在グループ表示しているフィールド名を選択します。
グループ表示していない、元の表示に戻ります。
- フィールドが10件以上の場合
フィールドが10件以上の場合は、[グループ表示]のメニューにフィールドが10件まで表示され、末尾に[その他のフィールド]が表示されます。
[その他のフィールド]を選択すると、[グループ表示]ダイアログボックスが表示されます。メニューから選択するのと同様に、グループにするフィールドを選択します。
レコードのURLを確認する
データベースの各レコードには、直接参照できるURLが存在します。
このURLは、ブックマークしたり、ほかのユーザーへの連絡メールに記載したりして利用することができます。メールを受け取ったユーザーも、アクセス権が正しく設定されていれば、それぞれの対象を直接表示することができます。
UnitBaseの画面上に表示されたURLをクリックして、Webブラウザーの新しいタブや新しいウィンドウで、レコードを表示することもできます。
※レコードを表示する際、レコードの初期表示がカレンダー表示であっても、常に一覧表示になります。
- レコード一覧で、URLを調べたいレコードをクリックします。
クリックしたレコードの左端のチェックボックスがオン()になります。
画面右側下部の[ビューアー]シートには、選択したレコードの詳細が表示されます。
- [
]シートのタブをクリックして画面右側下部の表示を切り替え、[URL]に表示されたURLを確認します。
レコードの変更履歴を確認する
レコードの変更履歴を保存するように設定されているときは、レコードの[変更履歴]シートで変更履歴を確認できます。ただし、この変更履歴シートは最近5回分の変更履歴しか表示されません。[変更履歴]シートを別ウィンドウ表示すると、すべての変更履歴を確認できるようになります。
- レコード一覧で、変更履歴を確認したいレコードをクリックします。 レコードの変更履歴が一覧に表示されます。ただし、ここでは最近5回分の変更履歴しか表示されません。
- [変更履歴]シートの右端にある
[別ウィンドウ表示]をクリックします。
すべての変更履歴の内容が、新しいウィンドウに表示されます。
※Webブラウザーの設定によっては、Webブラウザーの新しいタブに表示されます。
- 変更履歴の表示形式
レコードの変更履歴には、次の情報が表示されます。
- 更新日時
- レコードが変更された日時が表示されます。
- 更新者
- レコードを更新したユーザーの名前が表示されます。
- 操作
- 変更時の操作が表示されます。
操作には次の種類があります。
- 通常
- 一括編集
- データインポート
- 一覧形式の取り込み
- 帳票取込
- メール取込
- 明細行番号
- 変更された明細内フィールドの行番号を表示します。明細外のフィールドの場合は空欄となります。
- フィールド
- 変更されたフィールドのうち、レコードの表示に使用しているレイアウトに存在するもののフィールド名が表示されます。
変更されたフィールドすべてがレイアウトに存在しない場合は、「表示できるフィールドはありません。」と表示されます。
フィールドの値は、次のフィールド型を除き、ビューアーと同じ形式で表示されます。
- URL
ラベルが上でURLが下の2行で表示されます。URLにはリンクが設定されます。
- ファイル/画像
ファイル名だけが表示されます。ファイルが設定されていないときは、空欄となります。
- 明細
変更があった明細行のうち、変更があった明細内フィールドのみ取り出して表示されます。
変更前後で対応する明細行が存在しない場合は、「(明細行なし)」と表示されます。
各フィールドの値の表示形式は、明細内フィールドの設定に従います。
- URL
- 変更前
- 変更前のフィールドの値が表示されます。
- 変更後
- 変更後のフィールドの値が表示されます。
- 変更履歴の省略表示
変更履歴の一覧表示では、行や列が大きくなりすぎるのを避けるため、次の条件を超えるときは省略表示されます。
- フィールド数
変更履歴1件につき、5つまで。
- 文字列
変更履歴1件につき、100文字×10行まで。
文字列が切り詰められたときは、行末に「...」が表示されます。
- フィールド数
表示・設定項目
[並べ替え]ダイアログボックス
- 並べ替え用インデックスから選択する
- [選択]をクリックすると、[並べ替え用インデックスの選択]ダイアログボックスが表示されます。
並べ替え用インデックスを選択して[OK]をクリックすると、最優先するフィールド/2番目に優先するフィールド/3番目に優先するフィールドに並べ替え用インデックスと同じ条件が設定されます。
- 最優先するフィールド
- 並べ替えの基準にするフィールドを、右側の▼をクリックして表示される一覧から選択します。
- 昇順/降順
- 基準として選択したフィールドを、昇順に並べるか、降順に並べるかを切り替えます。
- 昇順
数値の場合は、小さいものからだんだん大きくなるように並べます。文字の場合は、文字のUTF-8の文字コードが小さいものから並べます。 - 降順
数値の場合は、大きいものからだんだん小さくなるように並べます。文字の場合は、文字のUTF-8の文字コードが大きいものから並べます。
- 昇順
- 2番目に優先するフィールド/3番目に優先するフィールド
- [最優先するフィールド]で選択したフィールドの内容が同じレコードについて、2番目、または3番目に優先するフィールドを一覧から選択します。
- 優先度を下げる
/優先度を上げる
- 並べ替えの基準とする項目の優先度を変更します。
をクリックすると優先度が下がり、
をクリックすると優先度が上がります。必要に応じて、優先度を入れ替えます。