フィールドを編集する

データベース編集画面に配置したフィールドの設定を編集します。
フィールドを表示しない設定にしたり、種類を変換したりすることもできます。

フィールドの設定を編集する

フィールド名や入力値の詳細など、フィールドに関する設定を編集します。


  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、対象のフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[フィールドの編集]を選択します。
    [フィールドの編集]ダイアログボックスが表示されます。
  3. フィールドに応じて、フィールド名や項目の内容を編集します。
    [詳細設定]をクリックし、初期値を設定したり、入力必須の項目にしたりすることもできます。
  4. 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
    変更した内容が、フィールドに反映されます。

※[既存のフィールド]シートで、対象のフィールドにポインターを合わせ、編集メニュー マークをクリックして表示されるメニューの[フィールドの編集]を選択するのも同じ機能です。

フィールドの値を変更できないようにする

レイアウトごとに、フィールドの値を変更できないように設定できます。

フィールドごとに設定する

  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、対象のフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[値を編集不可にする]を選択します。
    対象のフィールドが、編集できない状態になります。
    次回、編集メニュー マークをクリックしてメニューを表示すると、[値を編集不可にする]の前にチェックマークがついた状態となります。
    • 手動ルックアップキー・手動ルックアップの変更不可設定
      手動ルックアップキーと手動ルックアップの変更不可設定は、手動ルックアップキー側で設定します。
      手動ルックアップキーで編集メニュー マークをクリックし、表示されるメニューで[値の編集不可設定]を選択すると、次のサブメニューが表示されます。
      設定しない
      手動ルックアップキー・手動ルックアップとも、編集できるようにします。
      ルックアップキーのみ
      ルックアップキーだけ、値を編集不可にします。
      ルックアップキーと従属するルックアップすべて
      ルックアップキーと、それに従属するすべてのルックアップで、値を編集不可にします。
      編集不可を設定したい対象に合ったメニューを選択します。
    • 明細の変更不可設定
      明細自体では[明細の行操作を不可にする]を選択すると、明細行の追加・削除・並べ替えができないようになります。
      明細内フィールドは、通常のフィールドと同様に、それぞれのフィールドの値の編集不可を設定できます。

一括して設定する

  1. データベース編集画面で、コマンドバーの レイアウトの切り替え [レイアウトの切り替え]をクリックします。
    [レイアウト]メニューが表示されます。
  2. メニュー上で、値の編集不可設定を変更するレイアウト名にポインターを合わせます。
    [レイアウト]のサブメニューが表示されます。
  3. [フィールドの値編集不可設定]を選択します。
    [フィールドの値編集不可設定]ダイアログボックスが表示されます。
  4. 値を編集不可にするフィールドと編集できるようにするフィールドを設定します。
    • 編集不可にするフィールドは、[フィールド]でフィールド名の前にあるチェックボックスをオンにします。
    • 手動ルックアップキーを編集不可に設定する場合は、手動ルックアップキーのフィールド名の前にあるチェックボックスをオンにします。
      従属する手動ルックアップも編集不可に設定する場合は、手動ルックアップキーのフィールド名の下にある[従属するルックアップも編集不可]をオンにします。
    • 明細がある場合は、明細と明細内フィールドで、それぞれ次のように設定します。
      • 明細行の追加・削除・並べ替えをできないようにする場合は、[明細の行操作を不可にする]をオンにする
      • 明細内のフィールドに対して編集不可を設定する場合は、[明細内フィールド]で編集不可にするフィールド名の前にあるチェックボックスをオンにする
  5. レコード複製時に編集不可フィールドへの値のコピーを許可する場合は、[レコード複製時に編集不可フィールドに値をコピーする]をオンにします。
  6. [OK]をクリックします。
    フィールドの編集不可が一括して設定されます。

あるフィールドの値を条件にして別のフィールドを制御する

あるフィールドの値を条件として、別のフィールドの選択肢の表示を制御したり、条件を満たしたときだけ表示したりすることができます。

ドロップダウンや選択リストに表示する項目を切り替える

  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、値を制御するドロップダウンや選択リストのフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[フィールドの編集]を選択します。
    [フィールドの編集]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [他のフィールドによって選択肢を絞り込む]をオンにします。
    [選択肢絞り込み設定]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [参照先フィールド]で、条件とする参照先フィールドを選択します。
    参照先として選択できるのは、以下のフィールドです。
    • ドロップダウン
    • 選択リスト
    • チェックボックス
    • ルックアップキー(ルックアップキーの参照先が重複禁止の文字列(1行)、数値、自動採番の場合)
  5. [選択肢]で、上の行に表示される参照先のフィールドの選択肢のうち、条件とする選択肢をオンにします。
  6. 下の行の左列に表示される現在選択中のフィールドの選択肢のうち、表示を絞り込む選択肢をオンにします。
  7. 下の行の右列で、参照先のフィールドの選択肢を条件として、選択中のフィールドで表示したい選択肢をオンにします。
  8. [OK]をクリックします。
    [フィールドを編集]ダイアログボックスに戻ります。
  9. [OK]をクリックします。
    データベース編集画面に戻り、設定が完了します。
    • [設定の取込/出力]について
      [選択肢絞り込み設定]ダイアログボックスの[設定の取込/出力]で[設定の取込]を選択すると、CSV形式で作成された選択肢絞り込み設定ファイルを読み込んむことができます。
      [出力]を選択すると、選択肢絞り込み設定をCSV形式で出力できます。

条件を満たしたときだけフィールドを表示する

  1. データベース編集画面で、コマンドバーの レイアウトの切り替え [レイアウトの切り替え]をクリックします。
    [レイアウト]メニューが表示されます。
  2. メニュー上で、フィールドの表示条件を設定するレイアウト名にポインターを合わせます。
    [レイアウト]のサブメニューが表示されます。
  3. [フィールドの表示条件設定]を選択します。
    [表示フィールドグループ一覧]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [+表示フィールドグループの追加]をクリックします。
    [表示フィールドグループ設定]ダイアログボックスが表示されます。
  5. [対象フィールド]で、右側にある[レイアウトフィールド]にある一覧から表示条件を設定するフィールドを選択し、フィールドの選択追加 をクリックします。
    左側にある[対象フィールド]の一覧に、表示条件を設定するフィールドが追加されます。
  6. 複数のフィールドに条件を設定する場合は、操作5.を繰り返してフィールドを追加します。
  7. [表示条件]の[フィールド選択]で、条件とするフィールドを選択します。
  8. [フィールド選択]の右側にある[値の条件]で、値の条件を設定します。
  9. [対象フィールド]で選択したフィールドに複数の表示条件を設定するときは、+ をクリックして条件を追加します。
  10. [値の条件]の1行目にあるドロップダウンリストで、[すべての]条件に当てはまるときと、[いずれかの]条件に当てはまるときの、どちらで条件を満たしたと判定するかを選択します。
  11. 表示/非表示を切り替えるフィールドを、条件に使用したフィールドに未入力のフィールドがあっても表示する場合は、、[指定した表示条件フィールドのいずれかが未入力のとき、対象フィールドを表示する]オンにします。1つでも未入力のフィールドがあると表示しないようにする場合は、オフにします。
  12. [OK]をクリックします。
    [表示フィールドグループ一覧]ダイアログボックスに表示条件の設定が追加されます。
  13. [OK]をクリックします。
    データベース編集画面に戻り、設定が完了します。

フィールドを非表示にする

作成したフィールドを非表示の状態にして、閲覧するときのレイアウトでは見えないように設定できます。
フィールドの削除とは異なり、データベース上のデータは削除されません。利用者や用途によっては見せる必要のないフィールドを見せないレイアウトを作成することができます。

  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、対象のフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[非表示にする]を選択します。
    対象のフィールドが、フォームレイアウトまたは一覧レイアウトから消え、非表示の状態になります。
  3. 必要に応じて、一覧・フォームレイアウトのフィールドも非表示にします。

※フォームレイアウト・一覧レイアウトの両方のフィールドを一度に非表示にすることはできません。個別に非表示の状態にします。



●フィールドを非表示にした場合の注意点

次のフィールドを非表示にした場合、注意が必要です。

フィールドを削除する

配置したフィールドを、データベースから削除します。
削除すると、フィールドに入力していたレコードの値もすべて削除されます。


  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、削除するフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[フィールドの削除]をクリックします。
    対象のフィールドを削除してもよいか確認するメッセージが表示されます。
  3. 削除してもよい場合は、[削除]をクリックします。
    レイアウトや[既存のフィールド]の一覧から、選択したフィールドが削除されます。

※[既存のフィールド]シートで、対象のフィールドにポインターを合わせ、編集メニュー マークをクリックして表示されるメニューの[フィールドの削除]を選択するのも同じ機能です。

フィールドの種類を変換する

[文字列(1行)]から[数値]や[文字列(複数行)]にするなど、フィールドの種類を変換します。

ジャンプ変換できるフィールドの種類
  1. フォームレイアウト、または一覧レイアウトで、対象のフィールドにポインターを合わせます。
    右端に 編集メニュー マークが表示されます。
  2. 編集メニュー マークをクリックし、表示されたメニューから[フィールド種類の変換]をクリックします。
    [フィールド種類の変換]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [新しいフィールド種類]の右端の▼をクリックし、表示された一覧から、変換する種類を選択します。
    選択した種類に応じて、下部に注意事項が表示されます。説明をよく読んでおきます。
    また、選択したフィールド種類の右端に 詳細設定 マークが表示された場合は、フィールドの詳細を設定することができます。
    クリックして、[フィールドの詳細設定]ダイアログボックスで、必要な条件を設定します。
  4. [OK]をクリックします。
    フィールドの種類の変換を確認するメッセージが表示されます。
  5. 変換してもよい場合は、[はい]をクリックします。
    フィールドの種類が、新しく選択したフィールドに変換されます。

※[既存のフィールド]シートで、対象のフィールドにポインターを合わせ、編集メニュー マークをクリックして表示されるメニューの[フィールド種類の変換]を選択するのも同じ機能です。

変換できるフィールドの種類
現在のフィールド種類 新しいフィールド種類 補足
文字列(1行) 文字列(複数行)
文字列(複数行) 文字列(1行)
  • 改行は空白に変換されます。
  • 最大文字列長が1,000文字の文字列フィールドになります。
    1,000文字を超えるデータが既存のレコードに入っている場合は、変換できません。
文字列(1行)
文字列(複数行)
数値
  • 全角数字は半角数字に変換されます。
  • 小数点以下の桁数が6の数値フィールドになります。
  • 数値に変換できない値が含まれている場合は、変換できません。
  • 変換後に整数部が9けたを超える数値になる場合は、変換できません。
文字列(1行)
文字列(複数行)
日付
  • 「yyyy-mm-dd」形式および「yyyy/mm/dd」形式の文字列以外は変換されません。
文字列(1行)
文字列(複数行)
時刻
  • 「hh:mm」形式および「hh:mm:ss」形式の文字列以外は変換されません。
文字列(1行)
文字列(複数行)
日付時刻
  • 「yyyy-mm-dd hh:mm:ss」形式および「yyyy/mm/dd hh:mm:ss」形式の文字列以外は変換されません。
文字列(1行)
文字列(複数行)
URL
  • 全角文字は半角文字に変換されます。
  • URL文字列は、変換先URLのURL部とラベル部になります。
文字列(1行)
文字列(複数行)
メール
  • 全角文字は半角文字に変換されます。
数値 文字列(1行)
文字列(複数行)
  • 数値だけが変換され、単位は変換されません。
日付
時刻
日付時刻
文字列(1行)
文字列(複数行)
  • 元の表示形式によって、「yyyy-mm-dd」・「hh:mm:ss」・「yyyy-mm-dd hh:mm:ss」のどれかの形式に変換されます。
時間量 文字列(1行)
文字列(複数行)
  • 秒単位に変換されます。
自動採番 文字列(1行)
文字列(複数行)
  • 「接頭文字+連番+接尾文字」の文字列に変換されます。
URL 文字列(1行)
文字列(複数行)
  • URL部だけが変換されます。
  • URL部が1,000文字を超える文字列の場合は、変換できません。
  • ラベル部は変換されません。
メール 文字列(1行)
文字列(複数行)
  • そのまま文字列に変換されます。