WindowsServer2008および64bit版のOS上でCBRPC-XML-OLEを使用する際の注意点

CBV/R.2アプリケーション開発キットのCBRPC-XML-OLEをWindowsServer2008および64bit版OS上で使用する際、以下の注意点があります。
(対象製品に、CBSearchアプリケーション開発キットVer.5.0対応版および、CBS Liteアプリケーション開発キットを含みます)

■動作環境
 CBRPC-XML-OLEモジュール(JSCBOLE.DLL)は32bit版のOSで動作します。64bit版はサポートしていません。

■CBRPC-XML-OLEモジュールをWindowsServer2008環境に導入する手順
  マニュアル「ユーザーズガイド[CBRPC-XML-OLE]」に記載されている以下項目の実施は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動後行ってください。

 ・記載箇所1:

導入 − 導入 − CBRPC-XML-OLEモジュールの導入
 ・実施内容1:
JSCBOLE.DLLのレジストリ登録(または削除)

 ・記載箇所2:

導入 − 環境設定 − CBRPC-XML-OLEモジュールの環境設定 − エラーログの出力設定
 ・実施内容2:
CBLOGCNF.EXEの実行

■CBRPC-XML-OLEサンプルをWindowsServer2008環境に導入する手順
  マニュアル「ユーザーズガイド[CBRPC-XML-OLE]」記載されている以下項目の内容を、本Webページの内容に読み替えてください。

 ・記載箇所:

導入 − 導入確認 − サンプルを開発環境にセットアップする − 2.仮想ディレクトリの追加 および 3.IISの設定
 ・読替内容:

 ○役割サービス[ASP]の追加

Windows Sever 2008の管理ツールから[サーバー マネージャ]を起動し、「役割」−「Webサーバー(IIS)」画面で、役割サービスに[ASP]を追加します。

 ○インターネットインフォメーションサービスマネージャーの設定

1) インターネットインフォメーションサービスマネージャーの起動

  [インターネットインフォメーションサービスマネージャー]を起動します。

2) 仮想ディレクトリの追加

  左フレームで、Webゲートウェイをセットアップしたサーバーの下にある、[サイト-Default Web Site]上で右クリックして、メニューから[仮想ディレクトリの追加]を選択します。

3) 情報の設定

 次の情報を設定します。
 ・エイリアス:任意の名前
 ・物理パス :ASPファイルをコピーしたディレクトリ

4) アプリケーションへの変換

 左フレームで、追加した仮想ディレクトリ上で右クリックして、メニューから[アプリケーションへの変換]を選択します。

5) 設定の確認

  [アプリケーションの追加]ダイアログでOKボタンを押します。

6) 規定のドキュメントを設定

 インターネット インフォメーション サービス起動画面の左フレームで、追加した仮想ディレクトリをクリックし、中央フレームの[規定のドキュメント]をダブルクリックします。 中央フレームの「Default.asp」を選択し、 右フレームの「上へ移動」をクリックして一番上に移動します。

以上



update:2010.7.30