チャートを地図上に表示する
地図パネルは専用のクイックピボットで作成します。
地図パネルの作成手順は集計表の作成手順とほぼ同じですが、地図パネル独自の設定をする箇所があります。
地図パネルを作成する
- 部品メニューから
をドラッグし、レイアウトキャンバスにドロップします。
[地図クイックピボット]ダイアログボックスが表示されます。 - [集計カラム]から分析する項目を [集計値]のエリアにドラッグアンドドロップします。
- 集計カラムとは
クイックピボット上で「集計値」として指定できるカラムを自由に追加作成できます。
作成した集計カラムは、集計方法を設定して「集計値」として使用できます。
- 集計カラム項目の追加
[集計カラム]エリアにある
をクリックして表示される[集計カラムの追加]ダイアログボックスから項目を選択し、集計カラムの項目を追加できます。
- 集計カラムとは
- [パネル名]に、パネルの名前を入力します。
- 地図に項目を配置するための座標情報を、[地理分析軸]から[地理分析(行)]のエリアにドロップします。
- 必要に応じて分析の対象とする項目を、[分析軸]から[系列(列)]のエリアにドロップします。
- 集計の対象とする項目を、[集計カラム]から[集計値]のエリアにドロップします。
- 集計値には売上金額などの数値項目が入ります。
[ユーザー定義集計値]をクリックすると、[ユーザー定義集計値]ダイアログボックスが表示されます。
[ユーザー定義集計値]ダイアログボックスでは、複数の集計値を一定の計算式で処理した値を集計値として設定することができます。
計算式の値として、分析軸の項目総数や、分析軸の項目の出現数を利用することもできます。
- 集計する項目を絞り込むときは、項目を[分析軸]から[絞り込み]のエリアにドロップします。
[絞り込み設定]ダイアログボックスが表示されるので、絞り込み条件を設定します。
- 集計値を条件やランキングにより絞り込むときは、フィルターエリアの
をクリックします。
[フィルター設定]ダイアログボックスが表示されるので、条件を設定します。
- 必要に応じて、地図やチャートの設定を変更します。
- [OK]をクリックします。
地図パネルがダッシュボードに作成されます。
地図やチャートの設定を変更する
地図パネルの初期表示状態やチャートの設定を変更します。
- パネルメニューの
をクリックし、表示されるメニューで[地図の設定を変更する]を選択します。
[地図パネル設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [種類]シートで、[チャートの種類]からチャートの種類を選択します。
- [チャート一覧]からチャートを選択します。
- [データ系列]シートで、チャートで表示する集計値を選択し、集計値の表し方を設定します。
- 選択したチャートにより[データ系列]シートの内容は変わります。
- [地図]シートで、最初の表示位置やズーム倍率、地図の表示形式を設定します。
- [表示]シートで、ラベルやツールチップの表示、地図上に表示するアイテムを設定します。
- [色]シートで、チャートで使用する色を設定します。
- [OK]をクリックします。
表示する最大系列数を設定する
地図パネルのチャートに表示する最大系列数を設定できます。
- 地図パネルのパネルメニューで
[表示設定]をクリックし、表示されるメニューで[表示系列数の上限設定]を選択します。
[表示系列数の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [チャート上の最大系列数]に最大系列数を入力します。
- [OK]をクリックします。
チャートに最大系列数が設定されます。
- 系列数のほか、地図上にプロット可能な要素の数がシステム上限により制限されます。
散布図、バブル、ヒートマップいずれの場合も1,000 までプロットすることができます。