製品活用道場

先生のための一太郎道場

《赤帯05》 小論文・作文指導に最適!「添削機能」を使いこなせ!

 
児童・生徒たちの作品に赤入れをする機会は、先生はとても多いもの。今回は、パソコンで作成された文章の赤入れに便利な「添削機能」をご紹介。この機能は小論文や作文だけでなく、校務文書や報告書の赤入れなどの校務にも幅広く応用できます。また、この機能で添削された文書は、修正する側もとても簡単に修正が可能。この機会にぜひマスターして、ご利用いただきたい機能です!
 
■小論文を添削開始!
 
ここでは小論文を例にとり、添削をします。
 
1)まずは「一太郎」で、添削したい原稿を開き、
プルダウンメニューの
ツール−添削(赤入れ)−添削(赤入れ)開始
を選びます。

添削開始

2)赤入れを開始します。
文字を削除したい場合は、削除したい文字列の上で[Delete]キー、または[Backspace]キーを押します。すると、削除したい文字列に二重線(取り消しライン)がつきます。

文字を入力したい場所には、カーソルを合わせ、文字列を入力します。入力した文字列は、赤で表示されます。

添削画面
▲赤の鉛筆マークが、添削した文字列のしるしです。
削除したい場所は二重線の取り消しラインが、入力した文字列は赤色で表示されます。

3)添削した部分に付箋などをつけることもできます。
[添削・注釈]ツールボックスから、[付箋を貼る]を選び、付箋に入れたい文字を入力します。
貼った付箋は、自由に位置を動かすことができます。

付箋

▲付箋は添削理由の書き込みに重宝します。


4)付箋のテンプレートも用意されています。
[添削・注釈]ツールボックスから、[付箋テンプレートから貼る]を選択すると、右のテンプレートを選択するメニューが現れます。

特に際だたせたいような指示には、これらテンプレートから選んだ付箋を使うと効果的です。

付箋テンプレート

▲色もさまざまなテンプレートを搭載しているので、指示したい内容に応じて使い分けが可能です。

5)削除したい文字にひく取り消しラインや添削者の情報を変更することもできます。
[添削・注釈]ツールボックスから、
[添削オプション]を選択すると、右の画面がでます
ので、変更したい部分を選択し、変更します。

添削オプション

6)上記の要領で添削が終了したら、プルダウンメニューのツール−添削(赤入れ)−添削(赤入れ)終了を選んで終了します。

添削終了

■添削された文章を修正しよう!
添削機能を使って添削された文章は、修正も簡単にできます。以下、その方法をご説明します!
 
1)「一太郎」で、添削された原稿を開き、
プルダウンメニューの
ツール−添削(赤入れ)−反映
を選びます。

反映開始

2)添削反映の対象と反映をどう実行するかを選びます。[対象]は
範囲指定した部分のみを添削反映したい場合は、
[範囲指定]にチェックを、 全文書を添削反映したい場合は、 [全文書]にチェックを入れます。
また、添削内容を確認しながら実行したい場合は [添削内容を確認しながら実行]にチェックを入れます。

添削反映対象・実行方法

3)赤入れの部分を修正部分として反映していきます。
添削された文字をそのまま修正として反映したい場合は、右のウインドウがでたところで [添削反映]ボタンを押します。
すると、添削されていた部分が黒い文字となって
反映されます。

添削反映

▲[添削反映]ボタンを押すと、取り消しラインがかかっていた文字は消去され、入力された文字は黒い文字となって、文章に反映されます。

4)添削された部分を反映したくない場合は
[添削取消]ボタンを押すと、添削部分は反映
されません。

添削取消

▲[添削取消]ボタンを押すと、添削の際に入れられた取り消しラインは解除され、入力された文字は消去されます。

5)添削を反映したら、貼られている付箋を選択して[Delete]キーを押して削除すれば、
修正の反映は完了です。

選択された付箋

▲消したい付箋をマウスでクリックして、付箋の周囲が黒く縁取られたら、その付箋が選択されたしるしです。

 
いかがでしたか? ぜひいろいろな場面でご活用くださいね!