製品活用道場

先生のための一太郎道場

《黒帯03》 文字をビシっと完璧にそろえる

 
文書の中で、文頭など文字の位置をきれいにそろえたいというシーンは多いはず。
タブやインデントを使うなど、いくつか方法はありますが、「何だか思い通りに調整できない…」などと思うことはありませんか? そんなときに、使えるワザがこちら。
 
■通称『透明罫線』のマジック編
透明な色の“目に見えない罫線”を使えば、きれいに文字をそろえることができます。
 
和文フォントと英数字フォントが混じったときなど、全角や半角のスペースでは調整できない、微妙なズレが生じてしまいます。
罫線モードに切り替え、[罫線]ツールボックスの[罫線線種選択]で「透明」を選択します。
そろえたいところに、罫線を引きます。
“透明な色”の罫線が引かれ、薄いグレーで表示されます。
あとはこの罫線に沿って文字を入力します。
通常の罫線を引いておき、あとから線種変更で「透明」にする、という方法でもよいでしょう。
透明な罫線は印刷されないので、文字がピシッときれいにそろって見えます。
そのほか、罫線のない表組みを作るなど、『透明罫線』はいろいろ応用できます。
■スペースにおまかせ編
カーソル位置に任意の幅のスペース(空白)を挿入し、文字列の先頭位置をそろえることができます。
一部分の文字サイズやフォントが異なる場合などは、文字の位置がうまくそろわなくなってしまいます。スペースキーで空白を入れても、ぴったりあわせるのは難しくなります。
[挿入(I)−記号/リーダ/スペース−スペース作成(S)...]を選択して、[スペース作成]ダイアログを開きます。
[設定方法]で[位置]を選択して、[OK]をクリックします。
そろえる基準となる位置をクリックして指定します。
そろえたい位置をクリックして指定します。
スペースが挿入され、文字がそろいました。 このスペースは、幅にかかわらず1文字分として扱われます。