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《赤帯08》 あっという間に表が完成! ラクラク「罫線表」作成テクニック

今回も、前回に引き続き先生がよく使われる「罫線表」に関するテクニックをご紹介します。
このテクニックをマスターすれば、思い通りの罫線表があっという間に作成できますよ!
 
■文字列を罫線表に一発変換
 
文字の入った罫線表、罫線からつくっていますか? それとも文字からつくっていますか?
以下は、文字から簡単に罫線表がつくれるテクニックです。
 
1)一太郎で罫線表内に入れる文字列を作成します。
セルとセルの間となる部分にスペースを入れて(*)
作成します。


(*)スペースでなくタブやカンマなどからも作成できますので、CSV形式のデータもこの方法で簡単に表にできます。
文字列の作成

2)文字列を作成したら
罫線表としたい範囲を選択します。
※選択されたセルは黒く反転します。

文字列を範囲指定

3)範囲選択をした状態でプルダウンメニューから罫線−文字列を罫線表に変換 を選択します。

罫線−文字列を罫線表に変換

4)[文字列を罫線表に変換]ダイアログがでますので、ここでは[文字列の区切り]を「連続するスペース」に[行位置]が「行間」、[列数]が「3列」で間違いないことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

文字列を罫線表に変換ダイアログ

▲ダイアログ右下の[自動]にチェックが入っていると、選択範囲から
自動で文字列区切りや列数を計算してくれます。

5)罫線表ができました。

罫線表になりました

6)列の幅がちょっと広いなあという場合は、マウスで罫線を自由に移動できます。

罫線の移動も簡単

7)文書の中央に罫線表を持っていきたい場合は、ワンクリックで移動可能です。

表の移動もワンクリックで

■罫線表を一気に描く!
罫線表を自分の思い通りに一気につくりたい方にオススメなのがこのテクニック。
手書きのような感覚で、自分の好きな位置に罫線をひいていけます。
 

1)鉛筆のボタンをクリックして[罫線モード]にします。
また、希望通りの罫線がひけるよう、[行間罫線]か[通常罫線]か、[半角]か[全角]かも確認します。

罫線モードにします
罫線の設定も確認します
▲罫線の設定の確認も忘れずに!

2) マウスで文字を囲むようにドラッグしながら、罫線をひいていきます。
ドラッグをしながら、
列の区切りとしたい部分で [Tab]キーを押します

マウスで囲むようにドラッグして罫線をひきます
▲ここで[Tab]キーを押します。

3)同じ要領で、区切りたい部分で[Tab]キーを押しながら罫線をひいていきます。

また区切りとしたい部分で[Tab]キーを押します

▲さらに[Tab]キーを押します。

4)最後の列の区切りをつけたら
下にドラッグしていき、罫線をひきたいところで 同様に[Tab]キーを押していくことで行の罫線をひくことができます。

ひき終わったら、マウスをはなして完成です!

下にドラッグしていけば完成

▲行の区切りとしたいところでも[Tab]キーを押します。

 
いかがでしたか? ぜひこれからの文書作成にご活用くださいね!