5年 理科
もののとけ方
概要 グループでの活動を基に、「もののとけ方」について実験した結果を「シナリオカード」を活用して記録したり、グループとしての考えをまとめる活動を通して、ものごとの現象をとらえて考察し、評価する力を養うための教材です。
ねらい ものが水にとける現象に興味を持ち、そこから考えられる疑問を整理した上で計画的に追求する。
いくつかの観点に沿った実験を通じて、ものが水にとけるときのきまりについてとらえることができるようにする。
学習活動の流れとICT活用
導入1.本時の課題をつかむ。
・前時までに行った、食塩の水溶液についての学習を振り返り、「とける」とはどういうことか、とけたとき重さはどうなるかなどを想起した上で、食塩やミョウバンはどのくらい水にとけるのだろうかという本時の課題をつかむ。
展開2.実験結果を予想し、自分の考えを発表する。
・食塩やミョウバンが水にとける量には限りがあるのかを予想して、自分の考えを発表する。
・グループで確認し、代表者が全体に共有する。
3.実験を行う。
・実験前、実験中、実験後の水溶液の様子を、タブレットで撮影し、記録する。

4.実験結果をまとめ、発表する。
・実験結果について考察してタブレットでまとめ、写真や映像と一緒にクラス全体に向けて発表する。
■実験前、実験中、実験後の水溶液の様子をタブレットで撮影・記録する。
まとめ5. 本時の学習のまとめをする。
自分たちの発表と他の班の結果を比較しながら、さらに考えを深める。
デジタルカメラを使って実験のようすを記録し、実験結果や考察をまとめることができる。
ワークシートを配付する(先生)
シナリオカードで用意したワークシートを児童へ配付します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
ジャストスマイルに先生でログインしてから、先生ボタンから授業サポーターを起動します。
手順2
授業開始画面で、該当する年、組を選びます。
手順3
シナリオカードで用意したワークシートを児童へ配付します。

まず、タブレットを開いているすべての児童の画面が表示されているか確認します。
確認ができたらを押して児童すべての画面を選択します。
次に、を押します。
手順4
ファイル配付方法の画面で[マイフォルダに配付]を選びます。
手順5
配付先の学年・組を選びます。

配付するファイルを選択します。
※フォルダ単位でまとめて配付することもできます。
手順6
右のような画面が出て、配付状況を確認することができます。
児童機の画面を共有する(先生)
児童が編集した実験の記録を、大型掲示装置に表示してクラス全員で共有します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
巡視画面の一覧から、共有したい児童の画面を選び、を押します。
※画面一覧のひとつをダブルタップすることでも、拡大表示ができます。

また、児童の画面を複数選んでからを押すことで、複数の画面をならべて表示することもできます。
手順2
大型掲示装置などで拡大表示しながら、児童に説明を促したり、先生が作品を評価したりすることができます。
ワークシートを回収する(先生)
児童が編集済みのワークシートをまとめて回収します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
まず、タブレットを開いているすべての児童の画面が表示されているか確認します。
確認ができたらを押して児童すべての画面を選択します。
次に、を押します。
手順2
配付した一覧から回収したいファイルを選択して、を押します。
手順3
回収画面では次の選択ができます。
 
 ・ 回収済みの作品ファイルを児童側のフォルダから削除する
  →[回収後に児童のファイルを削除する]にチェック
 
 ・回収した作品ファイルをマイフォルダ以外の場所に保存する
  →[先生の回収先フォルダを指定する]へ任意の場所を指定する

設定が完了したら、ボタンを押します。
手順4
右のような画面が出て、回収状況を確認することができます。
実験記録を編集する(児童)
児童が学習を進めながら、実験の予測や結果を記録します。

使用する機能:シナリオカード
手順1
先生から配付されたワークシートを開きます。

マイフォルダに配付されたものは、「くばられたもの」から開くことができます。
手順2
カードに実験の予想や計画を編集します。

編集したいカードをシングルタッチするとメニューが表示されます。
メニューからを選ぶとカードの編集画面が開きます。
カードをダブルタッチすることで直接カードの編集画面を開くこともできます。
手順3
カードに文字やイラストを編集します。

から、手書きで文字を書いたり、直線を引いたりすることができます。

では、キーボードを使ってテキストを入力することができます。
手順4
実験のようすをデジタルカメラで撮影します。

カード上のを選ぶとカメラが起動します。
カメラで撮影した写真や動画は、そのまま1枚のカードとして取り込まれます。
手順5
を押すと動画の撮影ができます。