6年 算数
データをもとに判断しよう
概要 「ハンドボール投げの記録を分析する」という課題について、「デジタルノート」を活用して、データの特徴を説明できるようになることを狙いとした教材です。
ねらい グラフや代表値などを用いてデータを分析し、判断することができる。
学習活動の流れとICT活用
導入1. 前時までの学習をふり返る。
・度数分布表やヒストグラム、代表値などについてふり返る。
2. 本時のめあてを確認する。
展開3. 〔課題1〕に取り組む。 
・ハンドボール投げの記録の平均値を求め、「デジタルノート」にかく。
・グループで確認し、代表者が全体に共有する。
4. 〔課題2〕に取り組む。 
・ハンドボール投げの記録をヒストグラムに表し、「デジタルノート」にかく。
・グループで確認し、全体で共有する。
5. 〔課題3〕に取り組む。
・ハンドボール投げの記録について考察し、自分の見つけた特徴を「デジタルノート」にかく。
・グループで確認し、全体で共有する。
・ データから判断する。
             
・ 説明し合う。
まとめ6. 本時の学習をふり返る。
・本時の学習でわかったことや気づいたことをワークシートに記入する。
データを,表やグラフを使って整理し、データの特徴をとらえることができる。
授業の進め方のポイント
授業で使うデータについて
データは、4パターンあり「平均値は同じだが、グラフの形が違う」という特徴が出るようになっています。
児童の演習について
4人程度のグループを作ります。
それぞれの児童が4パターンのデータのうち、どれか1パターンを受けもち、平均の算出、グラフ化、気づきの書き込みをします。
作業は各自のタブレットで実施し、結果は、グループの代表者のデジタルノートに書き写します。
デジタルノートについて
デジタルノートのワークシートは課題ごとに3ページあります。
それぞれのページを授業の流れに沿って、左のサムネイルでえらんで切り替えます。
発表は、グループの代表者が行います。
課題を配付する(先生)
デジタルノートで作った課題を配付します。
手順1
ジャストスマイルに先生でログインし、先生ボタンから授業サポーターを起動します。
手順2
授業開始画面で、該当する年、組を選びます。
手順3(先生)
タブレットを開いているすべての児童の画面が表示されたことを確認して、 [全選択]ボタンを押してすべてのサムネイルを選択します。
手順4(先生)
ボタンを押すと出てくるファイル配付方法の画面で[デスクトップに配付]を選びます。
手順5(先生)
ファイル選択画面で、あらかじめ準備した家庭学習用のファイル(ワークシート)を選び [配付]ボタンを押します。
左のような画面が出て、配付状況を確認することが出来ます。
課題に取り組む(児童)
配られた課題の中から、先生が指示したページを開き、グループ内の分担に従って課題に取り組みます。
手順1
デスクトップに配付された課題をえらんで開きます。
※ファイルの名前は、学習する内容によって先生がつけたものになっています。
手順2
デジタルノートが起動し課題が表示されたら、画面の左側にあるページ一覧から、先生が指示したページを選択します。
※ページ一覧は、設定により右側に表示される場合もあります。
[ペン]ボタンを押して、ノートに取り組んだ結果を記入します。
間違ったら [もどす]ボタンや、[消す]ボタンを押して間違い箇所をなぞったりして修正します。

注意!
グラフや設問の文字列を選択して、移動したり、消したりするのを防止するため、[えらぶ]ボタンは押さないよう指導ください。
手順3
取り組んだ結果をグループの代表者のタブレットに書き写します。
手順4
授業の流れに沿って、手順1から3を繰り返し、下記の課題に取り組みます。
①受け持ったクラスの平均を出してノートに記入する。
②受け持ったクラスのデータをグラフに記入する。
③気づきを記入する。
グループごとの取り組み結果を比較する(先生)
グループの代表者のタブレットにまとまった取り組み結果を授業サポーターの画面で比較します。
手順1(児童)
グループの代表者のタブレットを見つけやすくするために、代表者はタブレットのアシストボタンで[はい]を押します。
手順2
巡視画面の児童機のサムネイルに[はい]のマークが付いているものを複数選択します。
[比較]ボタンを押して、各グループの回答を一度に表示して比較します。
手順3
回答の内容に応じて、[表示]ボタンを押して、表示する画面の数を変更します。