4年 理科
空気の温度と体積の変化を調べよう(授業)
概要 「空気の温度と体積の変化を調べる」という課題について、「シナリオカード」を活用して、自分の考え方を整理したり、説明し合う活動を通して、説明に必要な素材を集め、説明し、他の人の考えと比べることで考える力を養う教材です。
ねらい 空気をあたためたときの変化を記録・整理して、自分たちの考えを表現することができる。
学習活動の流れとICT活用
導入1. 本時のめあてを確認する。
・ 空気の温度を変えると、体積が変わるのかを調べよう。
・先生機の授業支援機能から、児童機へワークシートを配付する。
展開2.実験結果を予想し、実験方法を確認する。
・今回行う実験内容を理解する。
・試験管内の空気に着目し、空気の温度変化と体積の変化を関連づけながら考える。
・実験結果の大まかな予想を「シナリオカード」に記入し、グループで話し合う。
・実験計画を立て、タブレットの「シナリオカード」にまとめる。
・グループごとに実験計画を発表する。
3.実験をし、結果を記録する。
・「シナリオカード」を使って、実験前と後の様子を写真で記録する。
・各グループごとに結果を整理し、実験結果とその考察、わかったことを「シナリオカード」に書く。
4.実験結果を共有する。
・グループごとに、実験結果やわかったことを発表する。
・タブレットで写真を撮る。
・シナリオカードに写真を貼り、考えをまとめる。
・考えを共有する。
・考えを比較する。
まとめ5.本時の学習をふり返る。
・本時の学習でわかったことや気づいたことをワークシートに記入する。
デジタルカメラを使って、静止画や動画を撮影することができる。
ワークシートを配付する(先生)
シナリオカードで用意したワークシートを児童へ配付します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
ジャストスマイルに先生でログインしてから、先生ボタンから授業サポーターを起動します。
手順2
授業開始画面で、該当する年、組を選びます。
手順3
シナリオカードで用意したワークシートを児童へ配付します。

まず、タブレットを開いているすべての児童の画面が表示されているか確認します。
確認ができたらを押して児童すべての画面を選択します。
次に、を押します。
手順4
ファイル配付方法の画面で[マイフォルダに配付]を選びます。
手順5
配付先の学年・組を選びます。

配付するファイルを選択します。
※フォルダ単位でまとめて配付することもできます。
手順6
右のような画面が出て、配付状況を確認することができます。
児童機の画面を共有する(先生)
児童が編集した実験の記録を、大型掲示装置に表示してクラス全員で共有します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
巡視画面の一覧から、共有したい児童の画面を選び、を押します。
※画面一覧のひとつをダブルタップすることでも、拡大表示ができます。

また、児童の画面を複数選んでからを押すことで、複数の画面をならべて表示することもできます。
手順2
大型掲示装置などで拡大表示しながら、児童に説明を促したり、先生が作品を評価したりすることができます。
ワークシートを回収する(先生)
児童が編集済みのワークシートをまとめて回収します。

使用する機能:授業支援(授業サポーター)機能
手順1
まず、タブレットを開いているすべての児童の画面が表示されているか確認します。
確認ができたらを押して児童すべての画面を選択します。
次に、を押します。
手順2
配付した一覧から回収したいファイルを選択して、を押します。
手順3
回収画面では次の選択ができます。
 
 ・ 回収済みの作品ファイルを児童側のフォルダから削除する
  →[回収後に児童のファイルを削除する]にチェック
 
 ・回収した作品ファイルをマイフォルダ以外の場所に保存する
  →[先生の回収先フォルダを指定する]へ任意の場所を指定する

設定が完了したら、ボタンを押します。
手順4
右のような画面が出て、回収状況を確認することができます。
実験記録を編集する(児童)
児童が学習を進めながら、実験の予測や結果を記録します。

使用する機能:シナリオカード
手順1
先生から配付されたワークシートを開きます。

マイフォルダに配付されたものは、「くばられたもの」から開くことができます。
手順2
カードに実験の予想や計画を編集します。

編集したいカードをシングルタッチするとメニューが表示されます。
メニューからを選ぶとカードの編集画面が開きます。
カードをダブルタッチすることで直接カードの編集画面を開くこともできます。
手順3
カードに文字やイラストを編集します。

から、手書きで文字を書いたり、直線を引いたりすることができます。

では、キーボードを使ってテキストを入力することができます。
手順4
実験のようすをデジタルカメラで撮影します。

カード上のを選ぶとカメラが起動します。
カメラで撮影した写真は、そのまま1枚のカードとして取り込まれます。
手順5
を押すと写真が撮影できます。

※写真を撮るときは、ガラス管の中の水の位置がわかるように撮るように指導する。