
日本語入力・変換で定評「ATOK」/変換エンジンをリニューアル!
ATOKの変換エンジンをリニューアルし、変換精度をさらにアップしました。また、誤りの無い日本語入力をサポートする校正支援機能にも新機能を追加。誤って覚えた地名の組み合わせを指摘したり、見逃した指摘を後から確認できるようになり、より正確な文章入力が可能になります。
変換エンジンの刷新で幅広い表現を高精度に変換
ATOKを支える変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」が今年も進化しました。
今回のアップデートでは、日本語の口頭での会話のような文章の変換精度が向上。これまでよりもさらに誤変換を削減し、適切な変換結果にすばやく導きます。
より親切に地名の入力内容をチェック
ATOKの校正支援機能がパワーアップ。ATOKで変換中に誤りを指摘する校正支援が、文字を確定後に、見逃した校正指摘を確認できるようになりました。
実在しない地名の指摘で、誤って覚えていた場合も安心
「博多市」「幕張市」などの実在しない“市”や都道府県と所在地が一致しない“市”を入力したとき、誤りを指摘できるようになりました。
誤って覚えてしまった地名を入力してしまっても、ATOKが誤りを見つけて正しい地名の変換候補を表示します。
変換中の校正指摘を確定後にも確認可能に
校正指摘を利用しなかったり、見逃したりした指摘内容を、変換中の文字を確定した後からでも、ATOKの校正支援の指摘内容を確認できるようになりました。
カーソル位置に表示されるモード表示のアイコンをクリックすると、「見逃し指摘ビューア」で確認できます。
ATOKとは
快適な日本語入力・変換を実現する日本語入力システム
"Advanced Technology Of Kana-Kanji transfer"の頭文字をとった「ATOK」(エイトック)。快適な入力と変換を実現できることで、定評のある日本語入力システムです。
便利なさまざまな機能や特長の中から、特にオススメをピックアップしてご紹介します。
推測変換
文字をすべて打つ前に、書きたい"ことば"を予測します。
「じんざい」と打ち始めると「人材育成」などを推測候補に表示。Tabキーで選んで確定すれば「いくせい」と打つ時間を効率化。もう1文字打つと「人材派遣会社」など、さらに長い単語を推測します。
入力が進むと同時に変換結果が表示され、単語だけでなく複数文節の入力でも推測候補が表示されます。タイピングが早く、単語ごとに推測候補を選ぶのが面倒な方はどんどん長文を入力すればOK。ATOKがあなたの入力したい内容を推測します。
自分だけが使う定型化されたフレーズや複数文で構成される決まり文句も、繰り返し入力していると自動的に学習します。複数文のまとまりでも事前に登録する必要はなく、繰り返し入力するだけですぐに表示されます。
表現モード
TwitterやFacebookなどで会話をしているようにことばを入力するときも、ATOKならスムーズ。「さっきの見たぁ?」「言っちゃいなよ~」などの話しことばもいつも通りにスペースキーを押すだけで変換できます。また、方言にも対応しています。顔文字も、スペースキーを押せば変換候補に表示されるので、選ぶだけでスピーディーに入力できます。
表現モード | 変換例(1) | 変換例(2) |
---|---|---|
関西 | めちゃ高いねん | 見えへんやんか |
北海道東北 | 湯っこさ入るべか | 一緒に行がねが |
関東 | 行くべー | あおなじみ |
中部北陸 | ケッタで行こまい | 明日休みだもんで |
中国四国 | 食べてみんさい | じゃけえねえ |
九州 | 今日もよか天気ばい | 何ばしよっと |
入力支援
今日の日付を入力するたびにカレンダーや時計とにらめっこ。ATOKならその必要はありません。「きょう」「あした」「きのう」などで、その日付に変換したり、「いま」で現在の時刻に変換したりできます。また、大きな桁の数値を入力するときに、「何桁まで入力したっけ?」と思うことはありませんか?ATOKでは、数値を入力すると、3桁区切りや漢数字で表示されるので、大事な数値の桁を間違うこともありません。さらに、町村名の一部を入力するだけで、郵便番号付きの住所に変換することができます。また、郵便番号を入力するだけで住所に変換することも可能です。
インプットアシスト
「日本語入力をオンし忘れて、画面にアルファベットが!」「入力中、文字が赤くなってしまった!」そんなときも安心です。簡単に、操作に気づいたり入力モードを戻せたりできるアシスト機能が使えます。
日本語入力をオフのまま入力を始めてしまっても

ATOKが、日本語らしいと判断するとガイダンス表示で操作を案内

ガイダンス表示に合わせてShift+変換のキー操作を行うと変換可能な入力状態に戻り、入力し直すことなく変換操作を続けられます。

校正支援
基本的なことばのミスをしっかり指摘
「白羽の矢が当たる」のような間違いやすいことばや慣用句をチェックして、誤りを指摘。読み間違いを知らずに「みをこなにして」と入力しても「みをこにして」の誤読ということが変換中にわかるので、そのまま確定できるだけにとどまらず、次から間違えることもありません。「日本に来日」「後から後悔」のような「重ね言葉」もチェックします。
※「重ね言葉」は、プロパティ(環境設定)の校正支援シートで[表現の洗練]をオンに変更すると指摘します。
敬語の使い方をチェックして、使い方もしっかり解説
敬語の難しさは、動作の主体が誰であるかによって、使うべき表現が変わること。ATOKは「申しました」の主語として「私」は適切だが「社長」であるときは誤り、というような使い分けにも対応しています。細かい使い方はEndキーで表示される「校正支援解説」で確認できます。
- 「申しました」の主語が【正しい】
- 「申しました」の主語が【誤っている】
カタカナ語の言い換え例も指摘
「ディスクロージャー」(情報公開)、「インキュベーター」(起業家支援者)などの通じにくいカタカナ語の言い換え例も提示します。
田無市、大蔵省。変更後の名称を提示します。
合併が行われた市町村の名前、官公庁名、企業名など変更された名称を指摘して、新しい名称を表示します。

連想変換
ATOKでは、意味のよく似た言葉を変換し直していると、変換を取り消した言葉から連想できる他の言い換え表現を提案します。
Ctrl + Tabキーを押して、ユーザーが能動的に連想変換辞書を呼び出すこともできます。連想変換を活用することで、より多彩なことばの表現が可能になります。
クラウドサービスで変換がパワーアップ!
ATOKクラウドサービスなら、Web連携で、常に便利に。
ATOKはインストールしたあとも進化を止めません。Web連携で、常に最新のデータが利用できたり、複数のマシンにあるATOKのデータを共有できたりします。
ATOKキーワードExpress
最新キーワード、続々。ことばの旬を逃しません。
文章に新しいことばを盛り込む、最新キーワードの配信サービス「ATOKキーワードExpress」。いつでも旬のキーワードが簡単に入力でき、時代のトレンドを盛り込みたいビジネスでの企画書作りがスムーズです。また、最近の話題で盛り上がるSNSへの書き込みもスピーディーでタイミングを外しません。
いま使いたい「最旬ワード」をATOKに
彗星のごとく現れたスポーツ界のホープ、新しく発売された商品名、映画のタイトルなど、日々新しいことばが生まれています。「ATOKキーワードExpress」は、こうした話題になっている新しいキーワードを収集して配信し、自動的にあなたのATOKに反映しています。

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ATOK Sync アドバンス
複数台のパソコンでATOKのデータを共有。
どのパソコンでも同じ環境でATOKが利用できます。
複数台のパソコンでATOKを使うなら、「ATOK Sync アドバンス」。どのパソコンでも同じ環境でATOKが利用できます。さらに、ATOKがインストールされたスマートフォンでも登録単語を共有。使い慣れた自分仕様のATOKがいつでもどこでも利用でき、能力を最大限に発揮できます。パソコンどうしなら、これまでに学習して蓄積してきた確定履歴や変換候補の並び順、省入力データ、カスタマイズした環境なども共有できます。
Windowsどうし、Macとも同期。スマホと単語を共有
ATOKがあれば、2台以上のパソコンを同じ入力環境にするのもかんたん。学習情報や確定履歴まで同期できるので、違うパソコンでもストレスなく入力できます。Macとも同期可能です。また、使い慣れたユーザー辞書を利用して、ATOK for Androidでの入力も快適になります。
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