課金ユーザーの約6割がお金を「無駄に使ってしまった」と反省・後悔
ソーシャルゲームに関する利用状況調査
コンプガチャ規制後は、課金経験のあるユーザーの31.9%が使用金額減少

調査結果サマリー
「有料アイテム購入などの課金経験がある」ソーシャルゲーム利用者は48.5%
セルフ型ネットリサーチ「Fastask」にて、ソーシャルゲーム利用者に対して、有料アイテムを購入するなどの課金経験の有無をたずねたところ、48.5%が「ある」と答えました。
最もお金を使っている項目では、1位「アバター関連のファッションアイテム」(20.3%)、2位「回復/時間短縮用アイテム」(19.6%)、3位「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ以外)」(16.2%)、4位「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ)」(15.4%)という結果となりました。

1ヶ月の平均使用額は「1,000円以内」が55.3%。課金ユーザーの約9割が「5,000円以内」
ソーシャルゲームに使用した金額について、60.6%が「反省・後悔」
ソーシャルゲームに費やしたプレイ時間、41.2%が「反省・後悔」
コンプガチャ規制後は、課金ユーザーの31.9%が使用金額減少
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した
「ソーシャルゲームに関する利用状況調査」
の結果を発表します。
また、集計データとしてまとめた
全
30
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2012年8月10日(金)~8月13日(月)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、事前調査において「ソーシャルゲーム」の利用経験があると答えた方1,000名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 基本プレイ料金無料のソーシャルゲームをプレイしていて、ガチャやアイテムなどを購入するため、課金したことがありますか。
- どのようなものを購入する目的で課金した経験があるのか、当てはまるものをすべてお答えください。
- 購入目的のうち、最もお金を使っている項目を1つだけお答えください。
- 1カ月間のソーシャルゲーム課金額を平均すると、どれくらい使っていることになりますか。
- 1カ月間のソーシャルゲーム課金額について、これまでで一番多く使った月ではどれくらいの金額になりましたか。
- MobageやGREEなどが「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」を今年5月をもって終了させました。6月以降、あなたのソーシャルゲームのプレイ時間はどう変わりましたか。
- コンプガチャ終了後、あなたの課金額はどう変わりましたか。
- コンプガチャ終了後、課金額が増えたのはどんな用途ですか。
- コンプガチャ終了後、課金額が減っていないのはなぜですか。
- ソーシャルゲームをプレイしてきた時間について、「無駄に使ってしまった」と反省・後悔したことはありますか。
- ソーシャルゲームをプレイする時間について、今後どのようにしていきたいですか。
- ソーシャルゲームに使ってきた金額について、「無駄に使ってしまった」と反省・後悔したことはありますか。
- ソーシャルゲームに使う金額について、今後どのようにしていきたいですか。
調査担当者レビュー
調査担当者:KM
「コンプガチャ規制」の話題をちらほら耳にするようになり、それではソーシャルゲームについて、ユーザーはどれくらい課金しているのだろうか?といった素朴な疑問からスタートしたのが今回の調査です。私自身もついつい「ガチャ」に夢中になって気がついたら予定外の出費に猛反省、といった経験もあります。そこでソーシャルゲーム経験者に課金の状況やその利用意向などについて詳しく掘り下げてみました。ソーシャルゲームをプレイした経験のある方なら、思い当たるフシもあるのではないでしょうか?