『メディア・リテラシーに関する実態調査』
新聞の政治・経済情報への信頼度は、20代は10%台、60代は40%超
若年層ほど「ネットの情報を信頼する」傾向に

調査結果サマリー
新聞の政治・経済情報への信頼度は、20代は10%台、60代は40%超
政治や経済について調べる際に参考にする情報源として、「新聞(全国紙)をよく参考にするし、信頼している」と答えた人の割合は、20代と30代では18.8%でした。一方、40代は27.4%、50代は41.4%、60代は42.3%で、年代が高くなるにつれ信頼度が高くなる傾向にありました。

若年層ほど、テレビや新聞以外の「ネットの情報を信頼する」傾向
10代の4割弱が、同じニュースでもメディアにより表現や報道のされ方が違うことを理解
30代が商品購入時に信頼する情報源は「親しい知人からの口コミ」
4割弱が「スポンサー記事」と「通常の記事」の違いを認知
レポートには、まだまだこんなトピックスが!無料ダウンロードできます!
- 就職や転職時の企業評価時に信頼する情報源は?
- 若者はSNSの情報についてどの程度信頼している?
- 総合的に見て最も信頼する情報源は?
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した
『メディアリテラシーに関する実態調査』
の結果を発表します。本調査は、
10~60代の男女1,320名
を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた
全
40
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2016年12月15日(木)~12月19日(月)
調査対象:全国の10~60代の男女1,320名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 現在の職業を教えてください。
- 政治や経済に関する情報を調べる際に参考にする情報源を教えてください。
(新聞[全国紙]/テレビ[NHK]/テレビ[NHK以外の民放各局]/雑誌/ラジオ/インターネットの企業公式サイト/インターネットのニュースサイト/インターネットのニュースキュレーションサイト/インターネットの 個人ブログ/実名制のSNS(Facebookなど)/匿名制のSNS(Twitterなど)/親しい知人からの口コミ/それほど親しくない知人からの口コミ/インターネット上の口コミ) - 選挙に関する情報を調べる際に参考にする情報源を教えてください。
- 商品を購入する際に参考にする情報源を教えてください。
- 健康や病気など暮らしに関する情報を調べる際に参考にする情報源を教えてください。
- 自分の仕事やビジネスに関する情報を調べる際に参考にする情報源を教えてください。
- 就職など企業の評価に関する情報を調べる際に参考にする情報源を教えてください。
- 同じニュースでもメディアによって報道のされ方が違うことについて、あなたの状況を教えてください。
- ネットニュースの「スポンサード」に関する認知状況を教えてください。
- SNSにおける「デマの拡散」に関する認知状況を教えてください。
- 各情報源に対する信頼度を教えてください。
調査担当者レビュー
調査担当者:KM
先日20代の知人に「どこの新聞をとっているの?」と聞くと、「新聞はとっていません」とのこと。「じゃあ新聞はあんまり見ないんだ」と聞くと、「スマホのネットニュースで新聞記事は見ます」という。なるほど、情報接触のカタチが「紙」ではないということか。続けて「じゃあ新聞の右寄りとか左寄りってあんまり関係ないね」というと「あ、新聞の見出しが右にあるか左にあるかってことですかね?僕は右にあった方が見やすいですかね」と。いやいやそうじゃないんだけどな~と思い、今の「メディア・リテラシー」はどうなっているんだろうか、ということで調査を行いました。その結果意外なことがわかりました。情報源に対する姿勢は、今どのようになっているのでしょうか?ぜひ参考にしてください。