Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2019年総集編
CtoCアプリは「メルカリ」と「ヤフオク!」が2強
EC利用経験者の4割が「Amazonプライム会員」

調査結果サマリー
CtoCアプリは「メルカリ」と「ヤフオク!」が2強
「CtoCサービスを利用した経験がある」と答えた人の割合は、2017年4月度調査では27.3%、2019年12月度調査では28.9%と微増しました。また、利用しているCtoCサービスを聞いたところ、2017年4月度調査では、CtoCサービス利用経験者のうち、「ヤフオク!」を挙げた人は49.7%、「メルカリ」は31.0%でした。2018年8月頃から「ヤフオク!」と「メルカリ」の利用率は拮抗するようになり、2019年12月度調査では「ヤフオク!」の利用率は50.0%、「メルカリ」は52.5%と、「メルカリ」が「ヤフオク!」の利用率を上回るまでになりました。

【2019年の年間トピックス】
2019年、Eコマース&アプリコマース関連分野における主なトピックスは下記のとおりです。
EC利用のデバイスは「パソコン」と「スマートフォン」が同格に
スマートフォンからのEC利用は、「ネット」よりも「アプリ」がメインに
最も使われているECアプリは、「Amazon」
10代の「UNIQLO」アプリ利用率は、5割
EC利用経験者の4割が「Amazonプライム会員」。2017年から10ポイント以上増加
約半数がCtoCサービスを認知。3割に利用経験
CtoCアプリは「メルカリ」と「ヤフオク!」が2強
最も購買に影響するECからの通知は「メルマガ」。4割以上が支持
10代、20代の購買行動に最も影響を与えるのは「SNS」。30代以降は「メルマガ」
レポートには、まだまだこんなトピックスが!無料ダウンロードできます!
- ECを利用したことがある20代は約6割、10代は約半数
- ECサイト利用率、首位は「Amazon」で約8割が利用
- 最も利用されているECの決済方法は?
株式会社ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」では、全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象に『Eコマース&アプリコマース月次定点調査』を、2017年4月から毎月1回実施しています。このたび、2019年1月から12月までの調査データをまとめて分析し直し、その内容を『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2019年総集編』 として発表します。
また、集計データとしてまとめた
全
703
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2019年1月~2019年12月の間、毎月1回実施
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳から19歳の男女50名ずつ、加えて20歳から69歳までを10歳ごとに、男女100名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 今月のEC利用状況を教えてください。
- 今月のECでの購入金額を教えてください。
- EC利用時に使用するデバイスを教えてください。
- 各ECサイトの利用状況を教えてください。
(楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピング/ベルメゾンネット/ヨドバシ・ドット・コム/ディノス/ニッセン/イトーヨーカドー/ポンパレモール/ZOZOTOWN/UNIQLO/SHOPLIST/BUYMA/PayPayモール) - 各ECアプリの利用状況を教えてください。
- EC利用時の商品受け取り方法を教えてください。
- EC事業者からの情報通知を受け取っている方法を教えてください。
- ECでの購入時に参考にする情報のうち、最も購入の後押しになったものを教えてください。
- CtoCサービスを利用していますか。
- 各CtoCサービスの利用状況を教えてください。
(メルカリ/ラクマ/ヤフオク!/モバオク/minne/Creema)
調査担当者レビュー
調査担当者:TS
CtoCサービスは、ほぼ半数に認知され3人に1人が利用しています。「メルカリ」と「ヤフオク!」の2強となっており、2019年末には「メルカリ」が「ヤフオク!」を上回りました。
また、ECからの通知で「メルマガ」は根強い支持を得ていますが、10代、20代には「SNS」が強く、「LINE」や「Twitter」が主な経路となっています。スマホ利用の増加やアプリへのシフト、SNSなど購買行動はめまぐるしく変化しています。その兆しをすばやく察知し、柔軟に対応する必要があるでしょう。引き続き定点調査を続けてまいります。