Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年12月度)
スマホでのECサイト利用時、約6割に「応答速度が遅くて離脱」した経験
ECサイト・アプリ利用時、応答が遅いと、「5秒未満」でも36.5%が離脱

調査結果サマリー
スマートフォンからECを利用する人のうち、購入意向があったにも関わらず、ECサイトまたはECアプリの応答速度が遅く、タップしても反応しない、ページが遷移しないといった理由から離脱したことが「頻繁にある」人は12.6 %、「ときどきある」人は45.0%でした。あわせて57.6 %の人に経験があることがわかりました。経験がある人の割合を年代別に見てみると、10 代( 61.5% )、20代( 67.0 %)、30 代( 64.5 %)、40 代( 57.5 %)、50 代( 45.8 %)、60 代( 37.0 %)でした。10代から30 代の6 割以上に、応答速度の遅さを理由に離脱した経験があることがわかりました。

スマートフォンでのEC利用時、応答速度が遅いと、「5秒未満」でも36.5%が離脱
約8割に、応答速度が原因で離脱後、再訪して商品購入した経験
年末の大手ECセールで、最も多くの人に利用されたのは「楽天スーパーSALE」
レポートには、まだまだこんなトピックスが!無料ダウンロードできます!
- 今年のクリスマスプレゼントはネットで?それとも店舗?
- 歳末ECセールの認知度・購入率は年々アップしている?
- 10代の〇割がクリスマスプレゼントをハンドメイドマーケットで購入?
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した
『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2019年12月度)』
の結果を発表します。本調査は、
17歳~69歳の男女1,045名
を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた
全
135
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2019年12月27日(金)~1月3日(金)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,045名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 今月のEC利用状況を教えてください。
- 今月、ECでの購入金額を教えてください。
- 今月の全体支出に占めるECの割合を教えてください。
- EC利用の際に使用するデバイスを教えてください。
- スマートフォンで利用する際の方法について教えてください。
- 各種ECサービスについて利用状況を教えてください。
(楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピング/ベルメゾンネット/ヨドバシ・ドット・コム/ディノス/ニッセン/イトーヨーカドー/ポンパレモール/ZOZOTOWN/UNIQLO/SHOPLIST/BUYMA) - スマートフォンでのEC利用時における、速度に起因する購買離脱経験について教えてください。
- 購買離脱に至ると思う平均的な時間を秒数で教えてください。
- スマートフォンでのEC利用時、速度要因による購買離脱後の再購入経験を教えてください。
調査担当者レビュー
調査担当者:TS
5Gの実用化が目前に迫っていますが、インターネット回線の速度が上がったとしても、ユーザーの端末スペックや環境の状況によってECサイトやアプリのパフォーマンスは変わると言われています。
私のスマホは古いせいかしょっちゅうフリーズするので、Amazonのブラックフライデーセールではもたもたしている間に欲しい商品が売り切れるという非常に残念な思いをしました。同じようにECの速度が原因で離脱してしまった方もいるのではないかと思い、企画しました。