YouTubeの動画広告を、5秒経過しても“スキップしなかった”理由は?
動画広告に関するアンケート
4割が、YouTubeの動画広告をスキップできるのにしなかったことがある

調査結果サマリー
4割以上が、YouTubeの動画広告をスキップできるのにしなかったことがある
YouTubeで、5秒待つとスキップできるタイプの動画広告が表示された際に「5秒でスキップしなかった経験がある」人の割合は43.4%でした。
「最後まで動画広告を見たことがある」人は39.2%、「動画広告の内容は頭に入ってきてはいないがボーッとしていて結局最後まで視聴してしまったことがある」人は36.8%となりました。スキップできる動画広告であっても、4割程度の人は接触による理解の程度の差こそあれ、最後まで視聴してしまうようです。

YouTubeで動画広告をスキップしなかった理由は、「インパクトのある映像に引き込まれた」
アプリの動画広告を見て、2割以上の人が「広告主のサイトへ訪問したことがある」
4割が、YouTubeのスキップ不可の動画広告を見て「悪い印象を持った」経験あり
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した
「動画広告に関するアンケート」
の結果を発表します。
また、集計データとしてまとめた
全
53
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2015年1月5日~1月6日
調査対象:1,000サンプル
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 「動画広告」の視聴状況についてあてはまるもの選んでください。
- YouTubeの動画広告(5秒でスキップできる)を見た際の行動についてあてはまるものを選んでください。
(5秒でスキップしない/ 最後まで見る/ 商品・サービスを検索する/ SNSでシェアする など) - YouTubeの動画広告(5秒でスキップできる)を見た後の状況についてあてはまるものを選んでください。
(そのブランドに良い印象を持つ/ 悪い印象を持つ/ ブランドに興味を持つ/ そのブランドを他人に紹介する など) - 5秒間で動画をスキップしなかった理由について、あてはまるものを選んでください。
(好きな著名人が出ていた/ 心地よい音楽だった/ 映像に引き込まれた/ 意外な演出に興味を持った など) - YouTubeの動画広告(スキップできない)を見た際の行動についてあてはまるものを選んでください。
(5秒でスキップしない/ 最後まで見る/ 商品・サービスを検索する/ SNSでシェアする など) - YouTube以外のWEBコンテンツ内動画広告を見た際の行動についてあてはまるものを選んでください。
(5秒でスキップしない/ 最後まで見る/ 商品・サービスを検索する/ SNSでシェアする など) - スマートフォンアプリの動画広告をみた際の行動についてあてはまるものを選んでください。
(5秒でスキップしない/ 最後まで見る/ 商品・サービスを検索する/ SNSでシェアする など) - 電車内の動画広告をみた際の行動についてあてはまるものを選んでください。
(5秒でスキップしない/ 最後まで見る/ 商品・サービスを検索する/ SNSでシェアする など) - 動画広告について、あてはまるものを選んでください。
(必ずスキップする/ 興味に合わせて配信されていると感じる/ 広告表示されると見たい動画も視聴をやめるなど)
調査担当者レビュー
調査担当者:KM
私はスマートフォンでYoutubeの動画を頻繁に閲覧します。ミュージックビデオが多いのですが、個人や企業が投稿しているユニークな動画や話題の動画もよく閲覧します。そこで障壁になるのが、例の広告です。あの5秒に対して他の方はどう思っているんだろう?ごくまれにですが、広告をスキップせずに見入ってしまうことがあります。たとえば、音楽が心地よかったり、映像にインパクトがあったり、また「まさに自分が興味を持っている」広告が表示されることもあります。そんな広告の条件って何なんだろうか、ということに迫ってみようと思い調査票を設計しました。