電子公文書を一太郎9の文書として読み込む機能を追加しました。一太郎のファイル - 開く...コマンドから、ファイルの種類として、「電子公文書ファイル (*.sgm)」を選択すると、電子公文書を一太郎文書として読み込むことが可能です。
拡張選択ライブラリのサンプルを追加しました。このサンプルライブラリは、一太郎8 SGMLエクステンションに添付していましたものと同等のものです。
定型作成機能において、編集が禁止されている領域が先範囲指定された状態で、ESC メニューの削除等のコマンドが実行できてしまうという現象を修正しました。
定型作成機能において、図形部品(外部実体)のプロパティダイアログに、[参照]ボタンを追加しました。
定型作成機能において、設定手順によっては、固定の罫線枠として指定されている領域内の内容が不正な構造で保存されることがあるという現象を修正しました。
定型作成機能において、固定の罫線枠として指定されている領域内の内容が1行以上にまたがることができないという現象を修正しました。
定型作成機能において、 Tab または Shift+Tab で、編集可能な罫線枠間のカーソル移動が可能となりました。
定型作成機能において、SGML文書読み込み後、最初の編集可能な罫線枠内にカーソルを移動するようにしました。
定型作成機能において、通常領域を編集禁止とする機能を追加しました。
定型作成機能において、以下の特定の属性を持つ文字を要素として割り当てる機能を追加しました。
機能 | 縦拡大率 (%) | 横拡大率 (%) | ベース位置 |
上付1/4倍 | 50 | 50 | 上 |
下付1/4倍 | 50 | 50 | 下 |
横1/2倍 | 100 | 50 | - |
横2倍 | 100 | 200 | - |
縦2倍 | 200 | 100 | - |
4倍 | 200 | 200 | - |
縮小 | 67 | 67 | - |
自動バックアップ機能を追加しました。
一太郎文書の自動バックアップと同じタイミングでSGML文書の自動バックアップが行われます。正常に一太郎が終了した際には、自動バックアップされた文書ファイルは、自動的に削除されます。
ただし、一太郎の起動時の自動バックアップファイルのクリーンアップ対象とはなりません。再編集の開始や削除は、手動で行う必要があります。
SGML文書のバックアップファイルの削除は、ツール - SGML - システム設定 の システム タブで行なってください。
SGML文書作成環境整備ツールを追加しました。
機能的には、 ツール - SGML - 環境設定 の機能と同等の機能の他に、登録されている複数のデータベースを同時に取り扱かったり、DSF 内に記録されている情報を参照したり修正したりする事が可能です。
機能の詳細に関しては、一太郎がインストールされているフォルダ(通常は、C:\just\)内の、Tarowin9\sgml\jsgm3env.jtdを参照してください。
外部実体として表示可能な画像の形式にTIFF形式を追加しました。
また、花子フォトレタッチ等をインストールすることにより、表示可能な画像形式を増やすことが可能となりました。
タグの属性で画像のファイル名やサイズを指定することが可能な、画像要素機能を追加しました。