テロップ入力時の精度を高め、ミスを3分の1削減
株式会社TBS テレビ(以下、TBS テレビ)のCGルームは、「サンデーモーニング」「総力報道! THE NEWS」など、局内の情報・報道番組に関わる「テロップ」「CG」制作・送出を一手に引き受ける専門部署。放送設備の導入・管理は技術局プロダクション技術センターCGが行い、運用は(株)赤坂グラフィックスアートをはじめとした数十人のスタッフが担当。24時間体制で放送の現場を支えている。
制作されるテロップは、1時間で約600枚にも上るが、元は手書きの発注原稿。報道記者や番組ディレクターが、CGルームに発注原稿を持ち込み、CGルームのスタッフが1枚1枚、テロップの入力やデザインを行っている。
テロップの作成には細心の注意を払うが、元原稿に間違いがあったり、緊急対応の場合は、時として誤字・脱字のミスを起こしてしまう。これまで、ミス削減のため「用語集の作成」や「注意書きの貼り出し」などの対策はとってきた。しかし、近年のテロップ多用により、4年前と比べ約10,000枚/月も制作機会が増加。スタッフの作業を圧迫していた。
課題解決のため、TBS テレビでは、テロップシステムの刷新に際し、校正フローの効率化も検討。「専門用語の追加が容易なこと」「テロップシステム上で校正作業ができること」が決め手となり、2007年4月から、ATOKとオプションの共同通信社 記者ハンドブック辞書/NHK 新用字用語辞書、Just Right!および辞書配信システムを導入。人名や地名、独自の表記ルールなどをスタッフ使用のPC端末へ配信し、テロップとCG制作時の入力支援と文字校正を行っている。
この結果、制作したテロップの表記ミスや入力ミスを3分の1削減。PC画面上で入力から校正まで完了するため、テロップ制作時間の効率化も実現することができた。
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