日本語表記の統一化により、多言語マニュアルの編集コストを32%削減!
先進的な自動車技術、システム、製品を世界の主要な自動車製造会社すべてに提供している株式会社デンソー。同社「サービス部 サービス技術室」では、数100点以上におよぶ製品の解説書や修理書などのマニュアル制作と多言語マニュアルの管理をし、約4000カ所のデンソーサービス店へ提供している。
マニュアルは、日本語で制作後、英訳し、英語から多言語に翻訳する、というプロセスを取る。そのため、「オリジナル」である日本語のクオリティが重要になるが、かつては、「表記ゆれ」や「用語の不統一」が多く、翻訳者の作業に負担がかかっていた。また、「分かりやすい」マニュアルを作るために、ライター・翻訳者のレベルアップも課題だった。
課題解決のため、同室では、「オリジナル」となる日本語ライティング作業の効率化に着目。「用語検討会」を立ち上げ、「ライティング・翻訳ガイド」を作成し、マニュアルに使用する日本語表記の統一化に着手した。
同時に表記ルールの管理・共有のツールとして、同社が採用したのはATOK Business Solution。2005年7月から、日本語入力システムATOKと文章校正支援ツール Just Right!などの製品を導入。用語や表記ルールを、文章の「作成時」と「作成後」に二重チェックする体制を構築し、室内約30人のメンバーに徹底させた。
結果、日本語マニュアルにおける「表記ゆれ」が大幅に減少し、翻訳時に利用していた翻訳ソフトのマッチ率も3倍以上アップ。翻訳者の確認作業を軽減し、トータル32%の編集コストを削減することができた。
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