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パソコンリサイクルの盲点

2003年10月1日から「資源有効利用促進法」に基づき、「家庭系PCの自主回収・再資源化システム」がスタートしました。
すでに使えなくなってしまったパソコンを資源として再利用できるなら、大いに意味のあることですよね。
この制度を推進しているJEITA(社団法人電子情報産業協会)によれば、開始後半月で、すでに3,000台を越える個人向けPCのリサイクルが行なわれたそうです。
いかに多くの方々が環境問題に関心を寄せているかがわかりますね。

ただ、ここで注意しなければならないことがあります。
それは、処分するパソコンのハードディスクの中身を消去すること。
ハードディスクの中(のデータ)には、ユーザの個人情報をはじめとする重要な情報が数多く含まれているため、これらを第三者に悪用されないためにも、完全に消去してから処分する必要があるのです。
例えば、

●電子メールの文面やアドレス
●オンラインショッピングで使用したクレジットカード番号
●各種オンラインサービスのIDやパスワード
●アプリケーションソフトウェアのシリアル番号
●仕事上の機密文書

などが第三者の手に渡ったら…と考えてみてください。
これは、PCを知人や中古ショップに譲渡するときにも、十分注意しなければならないことといえます。

ハードディスクは物理的に破壊することを推奨!

ところが、ハードディスク内に書き込まれたデータを消去することは、それほど簡単ではないのです。
JEITAは、PC処分の際のハードディスク処理について、以下のようなガイドラインを定めています。
ぜひ読んでみてください。

▼パソコンの廃棄・譲渡時における
 ハードディスク上のデータ消去におけるガイドライン(JEITA)
 http://it.jeita.or.jp/perinfo/committee/pc/HDDdata/

結論を書いてしまえば、通常の消去や削除、フォーマットなどでは、データを完全に削除することはできないということです。
そのため、JEITAでは、有償の削除専用ソフトあるいはサービスの利用、もしくは、金槌や強磁気による物理的・磁気的に破壊することを推奨しています。
なんと大袈裟な、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
が、事実、IT犯罪は増加の一途を辿っています。
インターネットによって一気に便利になった情報化社会だからこそ、個人情報の管理が大切なのです。
PCを処分される際は、くれぐれもご注意ください。

なお、私も、携帯電話を買い換えた際、古い携帯電話を金槌で叩き割った後、バケツの水にザブンと浸けて、回路をダメにしてから処分しました。
でも、ここまでやっちゃってもリサイクルできるんでしょうか…。

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このページの内容は、株式会社ジャストシステムが発行する月刊メールマガジン『ミックスパーク・プレス』で連載されていた「ホームページミックス攻略講座」に掲載されていたものを一部加筆・改訂したものです。
 
 
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