ホームページミックス攻略講座
ホームページミックス トップページへ戻る
 
個人情報はどこまで公開できる?

連続する個人情報流出事件が、各メディアで報じられていますね。
個人情報の漏えいというと、こういった大規模な事件だけに目が行きがちですが、実は我々の身近なところにも、その危険があるのです。
それは、私たち個人のサイトです。
たとえば、あなたがお友だちと一緒に、温泉旅行に行ったとします。
あなたは、その旅行がとても楽しかったので、自分のサイトに旅行記を載せたいと思いました。
さて、ここで問題が発生!
あなたは、どのように旅行記を書けばいいのでしょう?
以下の項目について考えてみてください。

・自分や友人の名前をどう書くか。
・自分や友人が写っている写真を載せるかどうか。
・宿泊したホテルや旅館の名前を書くかどうか。

名前や顔は、立派な個人情報です。
また、写真に関しては、自動車のナンバープレートが写っていることもありますし、たとえナンバーを消したとしても、車の色や形などの外観、宿泊したホテルや旅館の名前、性別と人数などがわかれば、宿帳などから個人を特定することはそれほど困難ではありません。
宿の窓から撮った写真があれば、おおよその部屋番号を割り出すこともできるでしょう。
いささか探偵小説の読み過ぎと言われそうですが、あまりに無関心であるよりは、こういった個人行動の探知が可能なことも、心に留めておいた方が良いかもしれません。

あなたのサイトがトラブルの発端に!?
 

具体的な個人情報として、次のようなものが挙げられます。

・名前やメールアドレスなど、個人に直結した情報
・住所や家族構成など、組み合わせて推測することで個人を判別できる情報

ほかにも、明らかに本人であることがわかる写真なども個人情報にあたります。
早い話が、「個人の身の回りに存在するほとんどの情報は個人情報」ということになるのです。

では、Webサイトに個人情報を掲載させてしまうことで起こりうる、具体的なトラブルを考えてみましょう。

・スパムメール業者の手助けに!
 友人のメールアドレスを本人に無断で掲載していたら、それがスパム業者に勝手に収集され、
 その人にスパムメールが来るようになってしまった。

・誘拐やストーカーを誘発!
 住所など居所が特定できる情報とあわせて子どもの成長記録を顔写真入りで公開していたら、
 ある日、知らない人から、子どもを隠し撮りされた写真が送られてきた。
 (よその家の子どもや、若い女性などについても注意が必要です)

・友人との関係が気まずくなってしまう!
 友達が一緒に写っている写真を勝手にホームページに掲載したら、間が気まずくなってしまった。

などなど…。
一度、サイトに個人情報を公開してしまうと、それを取り返すことは決してできません。
個人情報の取り扱いはそれほど慎重になるべき問題なのです。

 
個人サイトで保護できる個人情報の実際

しかし、そもそも、サイトを公開することは、個人情報を公開することにも似た側面を持っています。
個人サイトの記事は、一般にディテールが詳しいほど共感でき、感情移入することができるものです。
「ある日、某氏と一緒にあるところへ旅行に行きました」
みたいな旅行記なんて、読んでいても少しも楽しくないですよね。
ですが、前述のような個人情報の取り扱いには、できる限り注意が必要なのも事実です。
そこで、

・名前の表記には、できる限り、愛称や略称、ハンドルネームなどを使う。
 例)田中さん → Tさん
・友人・知人が写っている写真は、写っている人全員に掲載の許可を得る。
・車のナンバープレートなどは、レタッチソフトを使って必ず消す。
・メールアドレスは掲載しない。

以上4点は、必ず守ることを心がけましょう。
もし、あなたがネットで無断公開した友人の個人情報が悪用され、その人が何らかの被害に遭ったときは、あなたに賠償責任が問われることにもなりかねません。
個人情報とは、それほどデリケートなものなのです。

トップページへ戻る
このページの内容は、株式会社ジャストシステムが発行する月刊メールマガジン『ミックスパーク・プレス』で連載されていた「ホームページミックス攻略講座」に掲載されていたものを一部加筆・改訂したものです。
 
 
トップページへ戻る