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| カタログPDF:1.94MB |
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技術ポータルの検索に「全文検索」と「目次検索」の2 つを設けたのは、技術者のスキルにあった使い分けを考えたからだ。例えば、新人や他部署から転属してきた人には、どこにどんな情報があるかさえわからない。しかしConceptBaseを使った「全文検索」なら、
適当なキーワードが思い浮かばない場合でも、自然文の質問を入力することで簡単に求める情報にたどり着くことができる。一方、ある程度の経験をつんだ技術者は、製品企画、品質レポート、設計マニュアルなど18の項目に分けられた「目次検索」を使うことで、スムーズに情報に到達することができる。
ポータルに接する最前線のユーザーである冷蔵庫事業部技術グループ機構設計チームの田中氏に、新しい技術ポータルの使い勝手について聞いてみた。「設計には常時10種類くらいの技術情報が必要です。以前は書庫まで出向いて確認していたのですが、今なら、自席にいながら最新の情報を得ることができる。体感としては手間が1/3くらい減った感じですね」。削減できた時間を、創造的な作業に費やせるようになったことがうれしいとも語ってくれた。
技術者の創造的な作業に寄与するという意味では、掲示板の果たす役割も同じだ。参加者は、事業部を超えて興味のある技術分野について議論を深めることができる。根底にあるのは、違うジャンルの人との意見交換により、ナレッジクリエイションを生み出すという発想。最近では、各自が研究テーマについて発表するオフ会も盛んだという。
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松下冷機では昨年、設計変更による金型の修正頻度が、前年の1/10にまで減少した部品があったと言う。全体的に見ても、作業工数は大きく削減された。3D CADの活用、組立て現場での品質改善といった地道な努力があったのはもちろんのことだが、技術ポータルの存在によって可能になった部分も大きい。
「更新されているのを知らずに古いスペックを使ってしまう、いわゆるうっかりミスも防げるようになりました」と田中氏は語る。
ポータルのアクセス解析を行ったところ、2001年5月から2002年5月までの1年間で24,000回のファイル閲覧があったことが分かった。これは社内的な試算に従えば、その時間だけで文書管理の担当者一人を省人化するほどの効果という事である。
経営レベルで見ても、リードタイム1/2、設計品質精度2倍といった技術部門が掲げている数値目標は、ほぼ達成できる見通しだ。ConceptBaseを核とする松下冷機の技術ポータルは、設計の品質を着実に向上させ、企業競争力を強化する同社の戦略にとって、欠かせない一翼となっている。 |
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update:2004.02.05 |
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