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全社ナレッジ活用における導入事例
株式会社電通ワンダーマン

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真に戦力となる情報共有には、使いやすさと情報の質の高さが必要。
新しい「br@inport」の画面を見ると、情報を取得するさまざまなルートが用意されているのに気づく。[目的別]では、企画書を作る、詳しい人を探すなど、行動レベルに従って情報にアクセスができる。[ディレクトリ別]では、専門知識、事例集、支援ツールなどテーマ別に情報を探すことが可能だ。[プッシュ配信]では、最新コンテンツや会社として共有しておきたい特記情報が分かる。「人気があるのは研修資料と専門知識、支援ツールなどですね。ここで知識のおさらいをしてから、企画書作りにかかるケースが多いようです」と語るのは金森室長。同社には知識共有の前提となるCRM専門用語集があり、これらを理解することでより高度な専門知識やスキルの習得が可能になるのだ。
「専門用語は550項目ほどもあるため、ConceptBaseの検索が非常に役立ちます」と語るのは加治氏。「たとえば特定の用語についてさらに調べたい時は、支援ツー ルの用語集の解説をコピーして検索画面に入力すれば、関連資料を探すことができます。逆になんとなく意味は分かるが用語が浮かばない時や正しく理解したい時は、検索画面に任意の文章を入れ、検索対象を支援ツールの用語集にすれば、用語を見つけることができるのです」。
「br@inport」の成功には、コンテンツの供給体制も重要な鍵のひとつとなった。社内には専門知識を有するプラクティスリーダーがおり、彼らのナレッジを利用することで質の高い情報共有が可能になる。さらに一般社員が情報をアップする際も、部門長、プラクティスリーダーのチェックを受けた後、ナレッジマネジメント室で確認をするため、社内での情報管理の徹底とともに、真に利用価値の高いナレッジのみが共有されるのだ。

「br@inport (ブレインポート)」トップページ
 
検索結果画面
利用時間、実に223%アップ。コスト削減やスキル向上を実感。
利用者の側から見た新しいポータルの使い勝手はどうだろう。「利用しやすく情報が体系化されているので、 前バージョンよりとても使いやすくなりました」と語ってくれたのはインタラクティブ・コミュニケーショングループの大河原氏。「正しい情報を早く取り出したい時は[検索]、スキルアップのため情報を収集するときは[ディレクトリ]といった具合に、使い分けも進んでいますね」とも言う。
数字的に見ても、前バージョンに比べポータルの利用時間は223%と大きくアップした。これまで紙の資料を探したり、発想を求めて考え込んだりといった時間が、サイトにアクセスすることで解決できるようになったためだ。「具体的な数字はまだですが、e-ラーニング化による効率の向上やコスト削減、作業時間の短縮は確かにあります。またスキルアップによる競合プレゼンの勝率向上という効果も現れはじめていますね」と金森室長。今後の展開を伺うと意欲的な答えが返ってきた。 「当社では全社員のスキルを350項目で評価しています。 これをデータベースにしてKnowWho的な機能をプラ スする作業が進行中です」。さらにそのデータを元に個々の社員に不足するスキルを把握、One to Oneで足りな いスキル情報を提供することも準備中と言う。
当初は社内の情報共有を実現するために存在したナレッジマネジメント室だが、現在はCRMカンパニーとしてナレッジマネジメントのノウハウを蓄積していく重責も担っている。事実、このポータルの構築で蓄積したノウハウをクライアントの要望に応じて提供していく方針だ。 ConceptBaseを中核にしたナレッジポータルにより、同社は着々と勝てる企業への進化を続けている。
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update:2003.07.30