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企業経営を支えるナレッジマネジメント導入事例 [愛媛教育委員会]

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導入の効果 児童生徒の間で有効に機能
2001年4月、ESnetは本格稼働を開始した。一斉アクセスによるレスポンス低下にも見舞われたが、教育現場では概ね好評のようだ。
愛媛県下には公立の小学校377校、中学校151校、高校61校、特殊学校13校があり、その内県立学校は接続率が100%であるが、小学校は約12%、中学校約13%とまだ低い状況だ(2001年10月現在)。しかし今後、急速にESnetとの接続が増加するものと見込まれている。
「我々がCBSearchの効果としてもっとも期待しているのは小学児童の利用ですが、検索しようとする対象の特徴が的確に絞りきれない児童生徒にとってはすでに有効に機能していると捉えています」と平尾氏。「教育用ネットワークは全国的にみてもまだまだ試行錯誤の段階にあるわけですから、利用状況や実態の把握に努め、より良いシステムに仕上げていきたいですね。その中でCBSearchの利用技術も進んでいくのではないでしょうか」。
同時に、教職員に対する情報教育関連の研修も規模を拡大して進められている。教育センターでの講座の参加者も「昨年度までの約3倍近くにのぼる」(稲荷氏)とのことだ。その講座の中でもESnetが取り上げられ、CBSearchを利用した情報検索の方法も教えられている。
今後の展開 参加型マルチメディア・ネットワークへ
ESnetは他県の教育情報システムと異なる点がある。それは、同ネットが教職員や児童生徒による参加型のシステムを指向していることだ。
稲荷氏は、今後の課題の一つとしてコンテンツの拡充を挙げ、「しかし、それは一方的に与えられるものではなく、自ら創り出していくものだという意識も育てていきたいですね。教職員はもちろん、例えばホームページづくり等を通して児童生徒がどんどん面白いコンテンツを蓄積していくことで、インターネットをより身近に感じてもらえるようになればと考えています」と述べる。コンテンツが拡充されるのに伴って、必然的にCBSearchの利用率も高まっていくに違いない。
一方、平尾氏は「CBSearchが今後、教育用ネットワークでより効果を発揮するためには、画像や音声などの検索も行えるような機能を備えてほしい」と注文を出す。「企業システムでは文字情報中心で十分かも知れません。しかし、教育用途となるとマルチメディアへの対応がますます必要になってくるのではないでしょうか。現在の子供は完全にビジュアル世代です。そんな彼らが喜んで使いたくなる検索システムへ、将来CBSearchが成長してくれればと願っています」。

※参考資料:『教育用ネットワークの活用』平成13年度全国教育研究所連盟研究発表大会第5分科会・情報教育等)
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update:2003.07.30