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Kスクエアは前述の「K2メール」だけでなく、参加者相互で知恵を集める「知恵工房」、その知恵を提供する「知恵ギャラリー」などのサービスメニューを揃えている。これらは、ナレッジをサイト内だけで滞留させるのではなく、より広く共有できるようにしていきたいとの考えから生まれたものだ。
さらにKスクエアで培ったノウハウとCBSearchをパッケージングした企業向けKMソリューション「Knowledge Market」も展開中だ。このパッケージによって、社内のどこにどんな知識をもった人材がいるのか、つまりKnow‐Whoをベースにしたナレッジマップが出来上がる。所属や拠点といった現実世界の障壁によって実現しにくくなっているナレッジの交流を仮想的な場で提供し、今度はそこから現実での出会いを可能にしようとするものだ。
すでに実績もある。このシステムを導入した顧客企業では、単なるDBや検索サイトを超えて、必要な情報をすべてに集約したナレッジポータルを構築している。そこでは質問者が目的を果たすだけでなく、Q&Aのやり取りを公開することで第三者もそのナレッジを共有できるというメリットも生まれているそうだ。
谷本氏は語る。「ナレッジは人に内在するものです。しかし、現実にはさまざまなバリアがあって、そのナレッジを有する人を見つけ出すことができません。KスクエアやKnowledge Marketはそれを効率よく探し出し、つなぐためのもの。しかし、それを伝え合うにはやはり直接出会うことが一番ではないでしょうか。Kスクエアがインターネットサイトであるにも関わらず、電話というコミュニケーション手段を用意しているのもそのためであり、またKnowledge Marketが最終的に提供するものも最適な相手との効率の良い出会いなのです」。
インターネットという仮想空間を通して知り合った人間同士がリアルな場でさらにナレッジを高め合っていく──、リアルコムの挑戦は、インターネットがもつ可能性をさらに拡げていくに違いない。

■Kスクエアシステム構成図
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update:2003.07.30 |
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