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2000年2月、広丘事業所での実績をベースに、本格的なポータル‐サイトの運用が始まった。
『Symphony』は大幅にリニューアルされ、『Symphony2』として第二世代となった。
「ポータルといっても、これまでのものはリンク集のようなものでした。しかし、新システムでは、トップページを個人ごとにカスタマイズして提供するなど、本来のポータルの機能を実現することができました」と語るのは、田中秀樹氏(現・eシステム技術開発部グループリーダー)、中村氏の現在の上司だ。
『Symphony2』は、各種情報やコンテンツを一元的に管理し、サーバ別の認証を不要にしたほか(サーバはDominoとWebSphere)、さらにインターネットとの親和性を高めるなど、使い勝手と利便性は飛躍的に向上された。
「その甲斐あって、利用率は約1.5倍にアップしました」(田中氏)。
さらに話を聞くと、eシステム技術開発部の積極的な利用促進策があったことも分かった。その一例は、コンテンツの更新を知らせる案内メールだろう。更新があるごとに関係区の社員にそれを通知するメールだが、これによってコンテンツへのアクセス頻度は確実に高まった。 発想する側にとってはやや手間のかかる作業だが「プロモーションという観点で捉えれば、これは非常に大事な仕事なんです」(中村氏)。
インフラを構築しただけでは目的を達することはできない、大事なのはコンテンツを利用してもらうことなのだ、と二人は強調する。
そして2001年2月には、この『Symphony2』をベースにした全社システム『Palette』がスタート。
この『Palette』の全社展開によって、社内の情報公開に対する意識も高まってきた。コンテンツが充実し、さらにワークフローや文書管理といった業務処理システムとの連携も進んでいる。それに伴って今後は、検索ニーズが一気に拡大するはずだ。
「発信情報が多くなればなるほどCBSearchの有効性が目に見えて分かるようになってくると思いますよ」と中村氏。「それに伴って利用率も高まるに違いありません。そうした状況を視野に入れて、CBSearchの利便性をさらに向上させる自動分類システム『CB Classifier』の導入も考えてみたいです」。
「『Palette』は最終的には知識創造ポータルに育て上げるつもりです」と田中氏は、その構想を語る。「概念検索という先進性に加え、エンドユーザが気軽に利用できるCBSearchと出会ったことで、それが決して不可能ではないとの確信を得ました」。

■約1万2000名が利用するDominoサーバ内のコンテンツと、イントラネットサーバの情報をCBSearchで一括検索することが可能だ。 |
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update:2003.07.30 |
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