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最後に、不動産投資顧問業登録制度に関する電子申請の今後についてうかがった。
山田:「述べてきたように、利用者のスキルや通信環境がまちまちであることや、提出が必要な資料の特性など、多くの課題が潜在しています。したがって、一気に電子申請へと切り替えるのではなく、利用者の歩調に合わせてゆっくりと段階的に移行していく必要があると考えています。
まず電子申請のための書類作成に慣れていただくために、電子申請でも郵送でも受け付ける。そして、電子申請の様式に慣れてきた段階で、電子申請へシフトしていくイメージです」
XMLテンプレートクリエーター2は、このような状況と展望にうまく合致したといえそうだ。しかし、時代の潮流は刻々と変化している。すべては、「まず利用者ありき」。行政が果たすべき役割は、利用者が何を求めているかで変わってくる。電子申請のスタイルも、そこで使用されるフォーマットもまた同様だ。
山田:「電子申請は、ただ様式を配布して登録を受け付ければいいというものではありません。それ以外の条件や要素、環境に関してどんなサービスが提供できるのかが、これからの行政、特に電子政府のカギになるでしょう。そのためには、常に利用者側に立ってソフトウェアを考えることが重要だと思います」
不動産投資顧問業登録制度の手続きのひとつ「営業報告書等の提出」では、doc、jtd、xlsなど各種フォーマットで受け付けが可能。そんな中で、jtdxファイルの利用率は、59.5%と高い数字を記録している。それは、電子申請の現場に真摯な姿勢で取り組み続ける山田氏の言葉の証明にほかならない。
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