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庁内でも、接続した世界樹および総合行政ネットワークの利点を生かすための整備が進められてきた。庁内にイントラネットシステムを構築し、インターネットおよび電子メールなどを使った情報の収集・伝達・共有の推進を図るためである。
14年度末までに、職務上必要とする職員に1台ずつパソコンを配備。それに伴い、アプリケーションの使い方などをレクチャーする集合型研修を行うことになった。
とはいえ、福島県は広く、移動は1日がかりで費用もかかる。参加すればその間の仕事が滞るうえ、研修会場では人数分のパソコンも用意しなければならない。1日で限られた人数しか受講できないのもネックだ。
こうした問題を解決するために、15年度からは、ワープロや表計算など、各種ソフトの使い方を指導するアプリケーション研修についてeラーニングを採用することになった。
そしてeラーニングで学んだ内容を職員に着実に身につけてもらう目的で、15年7月に発足したのが「IT相談室」である。アプリケーションに関する質問や回答を自由に書き込める、庁内イントラネット上の掲示板からスタートした。
「アプリケーション研修が講義タイプでなくなったため、先生がいません。そこで、自由に質問を投げかけ、答えられる人が答えるという、掲示板のシステムを採用しました」
と、情報企画グループの佐藤大輔主事は語る。
困ったときにいつでも自由に相談できる掲示板、それがIT相談室だ。単なるeラーニングに終わらない、庁内職員の目線に立った、一歩進んだITスキルアップへの取り組みといえる。
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