| 清野:西会津町のケーブルテレビ網と、これを使ったインターネットは、他の自治体にもなかなか真似のできないインフラです。このITインフラを活用して町の人の声を集める。さらに、その意見をマイニング(分析)するといった方向を考えてみてもよいと思います。
山口:確かに、せっかくのITインフラですから、これをぜひ西会津町政に役立てたいと思います。
清野:西会津町のIT政策に関する積極的な姿勢は、自治体へのIT導入のモデルになると思います。ケーブルテレビの普及に成功し、中学校でのIT教育の充実や住民向けのIT講習会の開催など、ITリテラシー向上に努力をされていますが、将来的にはどのような町作りを目
指されているのでしょうか。
山口:ITに期待するところは非常に大きいのです。例えば、「在宅健康管理システム」を事業に転換することはできないかと考えています。現在、経済産業省が取り組んでいる「健康福祉産業の創出事業」にも手を上げているところです。
このような新しい産業を創出するには、人材の育成が何よりも重要です。西会津では、中学校でのIT教育のほか、アントレプレナーシップの教育にも力を入れています。
清野:ポイントは、ITなどを使って若い人の声をいかに吸い上げられるかだと思います。西会津町の中学校は最先端のIT設備を整えており、教育も進んでいます。すでに驚くような人材とアイディアが育っているかもしれませんよ。
山口:ぜひそんな若者が西会津町で起業家になってほしいですね。大学進学などで一時的に都市部へ行ったとしても、社会人になって西会津町に戻って活躍したくなるような魅力的な町にしていきたいと思っています。
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