|
山口:西会津町は、「百歳への挑戦」を掲げて、健康で活力ある町づくりを進めています。具体的な取り組みとしては、町営のケーブルテレビ網を使った在宅健康管理システムがあります。家庭にいながら血圧や脈拍、心電図を専用の端末で測り、町の保健センターに送信して継続的に健康をチェックできるシステムです。
ケーブルテレビは、完全双方向機能を持ち、加入率90%を誇っています。昨年、インターネットのプロバイダ事業も始める等、町のITインフラとして、中心的役割を担っています。
清野:西会津町は、私が「地方自治体」に対して持っていたイメージを、ガラリと変えてくれた自治体です。町を訪れるたびに驚かされるのは、行政の動きがとにかく速いことです。町長のリーダーシップの下、町役場の職員が「次は何をしようか」「どうやったら住民の要望を聞き出せるのか」と日々まい進しているのを肌で感じます。
動きの速さの秘訣は、町長と職員が情報や意思をよく共有していることにあるのではないかと考えていますが、いかがでしょうか。
山口:行政上の問題について、私一人で判断をすることはほとんどありません。助役、収入役、教育長をはじめ、案件によっては担当課長まで集めて判断をしています。ただし、いったん決めたことは猛烈に推進するように心がけています。もちろん、その際に最大限に尊重するのは町民の意思です。
|