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市川市(千葉県)住民の声を分析して行政サービスに反映「市民と行政の一体化」を目指す
千葉県市川市は、「市民の目線に立つ」ことをキーワードに、大胆な施策を次々に実施している先進自治体だ。 このたび、充実したコンテンツと使い勝手の良さで従来から評判が高かったホームページ「市川シティネット」がリニューアルされた。
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電子行政サービスの根幹・HPを刷新
 
 今年6月、千葉県市川市のホームページ「市川シティネット」がリニューアルされた。市川市役所情報システム部の井堀幹夫部長はリニューアルのポイントとして3つの特徴を挙げる。

「1つは単なる情報提供ではなく、行政サービスを提供する窓口としての機能を拡充することです。2つめは、どんな方でも使いやすいようにバリアフリー化を進めること。そして、3つめは市民と行政の一体化を促進することです」

 97年から電子行政サービスを本格化させた市川市は、その革新的な取り組みで注目を浴びてきた。
 首都圏のコンビニエンスストアに設置されている情報端末を使って、市内の施設予約からボランティアや福祉、子供施策に関する情報などを365日24時間体制で入手できるシステム「360+5情報サポート」。各種証明書のオンライン交付申請などができる「電子市役所」。情報関連企業やベンチャー企業、SOHO事業者などが入居し、コミュニティビジネスの拠点でもあるインテリジェントビル「いちかわ情報プラザ」等々。  

 これら電子情報サービスの根幹をなすのが、ホームページ(以下HP)「市川シティネット」である。HPを利用することで、市民は、360+5情報サポートシステムのすべてのメニューと、いちかわ情報プラザの一部のサービスを自宅のパソコン上で利用できる。

 さらに、高齢者や視覚障害者向けのバリアフリー化や、市民の市政参加をねらったHP上のコミュニティ広場「市民電子会議室」の開設など、まさに「市民の目線に立った」行政サービスを推進中だ。
リニューアルした市川市のホームページ・トップ画面。今まで2階層目にあった検索画面をトップに持ってきたことで、住民はダイレクトに知りたい情報にアクセスできる。
さらに検索もJust WebSearchの自然文検索により、難しい言葉や専門用語を使わなくても情報を収集することができるようになった。
電子行政サービスの根幹・HPを刷新
 このHPのリニューアルの特徴のうち、まず「市民と行政の一体化」に注目してみたい。地方分権化の推進に伴い、行政・市民が一丸となった街作りの重要性が、より高まっているからだ。

 市民と行政の一体化とは、両者が一緒になって街づくりを進めていきたいということを意味している。例えば「公園の管理」という課題については、公園の利用者である市民自身が管理に参加することで、より利用者のニーズに沿った公園が実現するだろう。

 そのため、今回のリニューアルでは、市民の声を集める仕組みを前面に出し、アンケート機能なども使って、市民の行政への参画を促進していきたい考えだ。

「市川市には今でも、月に300〜400通ものメールが市民から届いています。メール1通1通に回答することも大事ですが、それらの声を集約し、分析して今後の施策に反映させるシステムも不可欠なのです」
(井堀部長)
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update : 2004.10.25