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導入事例

 
少子化が大きな問題とされる中、社会が必要とする大学であり続けるためには何が必要か。金沢工業大学は、その課題に全力で取り組んでいる。教職員がアメリカ各地の大学を幾度となく視察し、議論を繰り返して導き出した結論は、学生の満足度を向上させる仕組みを作ることだった。その実現を目指して平成11年にスタートした「顧客満足度向上プロジェクト」は、今、さらなる高みへと進化しつつある。そこには、CBMIの持つ可能性が大きく寄与していた。

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CBMI
自由記述分析システム
 
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山岸
 ジャストシステムの方に製品デモをしてもらったのですが、そのときの感想は、「これはすごい! 欲しい!」でした(笑)。学生が思い思いに書いた文章を、これほど簡単に分析できるとは思いませんでしたから。しかも、「機械的に公平に」分析してくれる。これは大きなポイントです。自由記述文から回答者の真意を正確に汲み取るためには、分析者の印象や意思が介在しないことが不可欠だからです。
また、3時間程度の説明で基本的な使い方とシステムの全体像が把握できたという点も大きいですね。私たちがやりたいことに、うまく利用イメージを結び付けることができた。私は現在CS室でリサーチ業務をおこなっていますが、この部署ができる前は就職課にいました。だから、高度なマーケティングや統計学の知識はありません。そんな私でも、CBMIなら問題なく使えそうだと思えたのです。
価格面でも現実的でしたし、10万件のデータに耐えられるという懐の深さも魅力的でした。そして、プロジェクトを次のステージへと押し上げたいという気運が学内で高まっていたことも、導入を決定づけた要因といえるかもしれませんね。



山岸 まず、自由記述文を分析して抽出したキーワードや条件から、すべての意見をソートして閲覧できる環境を作りたい。たとえば、分析結果をCSV形式で出力して、学内のイントラネットで公開するといったことが考えられます。報告書として印刷物にしてしまうと、そこに書かれた視点でしか結果を読むことができません。しかし、教授や職員の間では、自分なりの視点で分析をしたいという意見が多いのです。
さらに、アンケートを紙からWebページでの記入スタイルに変えていきたいと考えています。授業の効果や内容に対して学生に意見を聞く「授業評価」というアンケートがあるのですが、一部の科目で試験的にWebベースのアンケートを実施しました。やはり、回収から集計までのスピードが圧倒的に早いですね。しかも、CBMIを使えば自由記述文の分析もこのスピード感で行えます。紙ベースの場合、配布から報告書完成まで半年以上かかることを考えると、Webが実現するスピードは絶大です。今までは年に1回がやっとでしたが、Webなら2回あるいは3回行えるかもしれない。



学生をはじめ教授、職員、企業の人事担当者など、配布対象別に無記名式アンケートを作成。回収された回答は集計・分析され、報告書にまとめられる。このアンケートも、ゆくゆくはWebベースに移行される予定だ。
学生をはじめ教授、職員、企業の人事担当者など、配布対象別に無記名式アンケートを作成。回収された回答は集計・分析され、報告書にまとめられる。このアンケートも、ゆくゆくはWebベースに移行される予定だ。
  集計と分析が早く完了するということは、対策も早くできるということです。ホームページから入学希望者にアンケートに答えてもらい、その人たちが入学する頃にはすでに希望が反映されている、そんなことも夢ではないでしょう。
実際にWebに移行するタイミングは、内容、目的、質問の仕方などがより鮮明になってからにしたいとは思っています。とはいえ、学生は全員が個人用のノートPCを持っていますし、学内には計6,500カ所に情報コンセント(※)が装備されているので、環境はほぼ整っているといえます。CBMIが導入されたおかげで、Webアンケートへの流れがさらに加速したのは事実ですね。

※イントラネット接続用のLAN端子
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update : 2005.09.15